最初の勝負はコイントスにあり…守護神・西川が語るGK目線でのチェックポイントとは

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 最初の勝負はコイントスにあり――。

 日本代表は7日、翌日に控えたシリア戦を前にオマーンの首都マスカットにあるシーブ・スタジアムで公式練習を実施。練習後に取材に応えたGK西川周作は、試合当日のコイントスによる陣地決めに関して、キャプテンの長谷部誠に希望を出すことを明らかにした。

 キックオフは現地時間17時。マスカットではちょうど18時頃が日没になっており、前半は強烈な西日が残る。同スタジアムではメインスタンド側に太陽が落ちていき、キックオフ時間にはピッチの大半が日陰に覆われたが、メインスタンドの屋根が小さく、特に向かって左側のゴール付近は強い西日を浴びていた。

 初めて同会場でトレーニングを行った西川は「後半は全く問題ないかと思うんですけど、小さいスタジアムなので前半は太陽がちょっと気になる」とGK目線でのチェックポイントに触れた。

 逆光になれば、太陽が目に入ってボールを見失う可能性もある。想定外の事態を少しでも防ぐために「始まってすぐは相手のCKとかサイドからのFKに気をつけなければ」とした守護神。キックオフ直前のコイントスで陣地を決める際には、太陽の位置を確認しながら「(GKとして)明日はそういう意見も言いたい。うまく取れればいい」と長谷部に希望を伝えるつもりだ。

 攻撃的に来ることが予想されるシリアに対し、GKの視点から少しでも試合を優位に進めたいと考えた西川。一戦必勝のゲームで万全を期すため、“勝負は細部に宿る”という格言のとおり、細かなところにこだわりを見せた形だ。試合はキックオフのホイッスルが鳴る前から始まっている。まずは開始直前のコイントスで少しでも勝利の可能性を高めたい。

文=青山知雄