7日、中央大学理工学部教授の竹内健氏が自身のTwitter上で、結論ありきの取材を受けたことを明かした。

5日には北里大学の大村智特別栄誉教授がノーベル生理学・医学賞を、翌6日には東京大学の梶田隆章氏がノーベル物理学賞を受賞しており、相次ぐ日本人の受賞に国内は大いに沸いていた。

そんな中、竹内氏は、ある「大手メディア」から「今の大学の研究環境は劣悪だから20年後にはノーベル賞が出ないという取材をさせて欲しい」という依頼を受けたという。しかし、竹内氏が「そんなことはない」と難色を示したところ、取材は取り止めになってしまったのだとか。

結論ありきの取材依頼に対して、竹内氏は「ストーリーありきの取材しても真実は見えてこないのだけど」といい、「報道しているふりして実はドラマ作ってるのか」と、番組の姿勢に苦言を呈していた。

その後、竹内氏は大村氏の「金がなければ知恵を出せ。世の中に役に立つ研究をしていれば、おのずと金は集まる」との言葉に感銘を受けたことを綴り、「もはや、何も言い訳できない。頑張ろう」と研究に邁進していくことを誓っている。
【関連記事】
神戸大学教授・木村幹氏 NHK係員による留学生への非常識な応対を批判
中央大学・山田正教授 鬼怒川の堤防決壊に関連し事業仕分けを批判
宮根誠司氏が言いたい放題だったギリシャの国民性に大学准教授が反論
元人気子役・細山貴嶺の飲み会芸を慶応大学教授・岸博幸氏がバッサリ
大学教授が遺品となったパソコンを「パンドラの箱」に喩える