シリア陣営と握手を交わすハリルホジッチ監督。会見ではセットプレーの重要性も話した。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

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 日本代表は10月8日、オマーン・マスカット(日本時間22時開始)でシリア代表と対戦する。試合前日、ハリルホジッチ監督が記者会見に臨んだ。
 
「みなさんコンニチハ。(シリア戦は)我々にとっておそらく一番難しい試合になると思います。(相手は)私たちのグループで首位に立っているチームです。我々の真の姿を見せなければいけません。
 
 シリアは“闘うチーム”です。そして決定力も高い。残念ながら、母国で大変な状況に陥っていますので、なにかを見せなければいけないという気持ちのはずです。国のために彼らは真剣に戦いに挑んでくると思います。
 
 さらに何人か良い選手がいます。我々にとっては難しい、そして良いテストになるはずです。グラウンドがどのようなコンディションなのかは、まだ分かりません。暑さもあります。つまり、フィジカル的、メンタル的にしっかり準備をしなければいけません。自分たちの勝利を探すためにやっていきたいです」
 
――攻守でどこがポイントか? またこの間のアフガニスタン戦のメンバーを基本的に踏襲するのか?
 
「タクティクスチョイス、選手のチョイスを今、説明することはできません。我々のストラテジー(戦法)を準備しています。ただアフガニスタン戦と比べ、どのような策を使うかはまだ決めていません。
 
 相手はかなりディフェンシブにやってくるということは知っています。しかし、攻撃面でかなり得点率の高い選手もいますし、より攻撃に力を置いてくるんではないかとも予想しています。
 
 試合開始からピッチに立つ選手にはすでに話しています。しかし、まだひとつふたつ、誰で行くのか、決めかねているポジションはあります。
 
 全選手、モチベーションはかなり高いです。昨日タクティクスの練習をしたんですが、戦う意識は各自、素晴らしかったです。全員がこの試合に参加したいという気持ちを見せてくれました」
 
――昨日のトレーニングで初めてセットプレーの練習をしましたが、シリア戦ではセットプレーが重要だと考えているのか? またここまでセットプレーの練習をしなかったのはなぜか?
 
「セットプレーは向上させなければいけないと思っています。ただ、時間がそこまでなかったのでトレーニングしてこなかったという面もあります。現代フットボールでは(セットプレーで)35パーセント、得点が入ります。しかし我々は充分に活用できていません。すでに何回かFKの練習はしていますが、向上するためにさらにやりました」
 
――アルジェリアとシリアに類似点はありますか? アルジェリア監督時代の経験からお答えください。
 
「ふたつのチームを比較するのは難しいです。アルジェリアの場合はヨーロッパのリーグで戦っている選手が多かったです。個人的に比較するとすれば、経験とクオリティはアルジェリアのほうが高いと思います。
 
 ただ、何日もかけてシリアの特長を研究してきました。このチームをよく知っているつもりですし、3、4人良い選手がいると思います。ヨーロッパや、ボスニアでプレーしている選手もいますし、トルコ、UAE、イラクでやっている選手もいます。そしてシリアのフットボールは向上しています。シリアの個々のクオリティを無視してはいけません」