日本vsシリア 試合前日のハリルホジッチ監督会見要旨

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 日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督は7日、オマーン・マスカット市内のホテルで公式会見に出席し、中立地で行われる8日のW杯アジア2次予選・シリア戦に向けて意気込みを語った。

以下、ハリルホジッチ監督の会見要旨

バヒド・ハリルホジッチ監督

「我々にとって一番難しい試合になると思っている。相手は我々のグループで首位に立っているチームだ。我々は真の姿を見せなければいけない。シリアはすごく戦うチームだ。ゴール得点率も高い。かなりの努力をしてくると思う。残念ながらシリアは母国が大変な状況に陥ってるので、チームは何かを見せないといけないという気持ちでやってくると思う。おそらく国のために彼らは真剣に戦ってくると思う。さらに何人か良い選手がいる。我々にとっては難しく、そして良いテストになると思っている。我々が試合を戦うグラウンドがどんなコンディションか分からない。暑さもある。選手がフィジカル的に、そしてメンタル的にしっかり準備しないといけない。この試合のために厳しさを出さないといけない。我々は自分たちの勝利を探すためにやってきた」

―攻撃と守備でどんなところにポイントを置いているか? 明日の試合はアフガニスタン戦のメンバーを踏襲する形になるのか?

「もちろんタクティクス(戦術)、そして選手のチョイスを今、説明することはできない。我々のストラテジー(戦略)は準備している。アフガニスタン戦と比べて、どのようなストラテジーを採用するかは決めていない。我々と対戦する相手がかなりディフェンシブにやってくることは知っている。ただ、シリアは攻撃面でかなり得点率の高い選手もいる。我々と対戦するときは、より攻撃に力を置いてくるのではないかと予想している。試合を開始する選手にはすでに言っているが、1つ2つのポジションでだれが行くか、まだ決めかねている。そうは言っても、全選手がかなりモチベーションが高い。昨日、タクティクスの練習をしたが、戦う意識のところが各選手、素晴らしかった。全選手がこの試合に参加したいという気持ちを見せてくれた」

―明日の試合でセットプレーの重要性は? 昨日セットプレーの練習をしたということだが?

「すでに何回かFKの練習はしている。選手がタクティクスのところを思い出す、ポジショニングを思い出すためにやった。我々のFKは向上させないといけないし、そのためにトレーニングしていかないといけない。時間がそこまでなかったので、これまであまりトレーニングしてこなかったところもある。ただ、現代フットボールではセットプレーから35%の得点が入っている。我々は統計的にしっかり活用できていない。すでに何回かFKの練習はしているが、向上させるためにさらにやった」

―アルジェリアとシリアに共通点はあるか?

「この2つのチームを比較するのは難しい。アルジェリアの場合はヨーロッパのリーグ戦で戦っている選手が多かった。個人的に比較すると、経験とクオリティーはアルジェリアのほうが高かったと思う。何日もかけてシリアの特徴を捉えてきた。このチームをよく知っているつもりだ。何人かの良い選手がいる。ヨーロッパでプレーしている選手、ボスニアやトルコ、UAE、イラクでプレーしている選手もいる。シリアのフットボールは向上している。アルジェリアとシリアを比較するのは難しい。アルジェリアのほうがある程度高いとは思うが、シリアの個人のクオリティーを無視してはいけない。3、4人のかなり良い選手がいる」

(取材・文 西山紘平)


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