元最強アマは海外メジャー挑戦に意欲(撮影:ALBA)

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<日本プロゴルフシニア選手権 住友商事・サミットカップ 事前情報◇7日◇サミットゴルフクラブ(6,935ヤード・パー72)>
 1994年の「日本オープン」でローアマに輝くなどトップアマとして名を馳せていた田村尚之が、地元広島の先輩でもある倉本昌弘の誘いを受けてプロテストに挑み見事通過したのは49歳だった2013年のこと。昨年は序盤こそ苦しむもメジャー2戦で上位フィニッシュを決めるなどしてシードを確保。「日本オープン」ではアダム・スコット(オーストラリア)と同組で回るなど注目を集めた“中年の星”がメジャー制覇へ闘志を高ぶらせた。
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 「まだまだ皆さんに教育していただいているところ(笑)」と低姿勢は崩さないが、51歳の野望は大きかった。昨年は「プロになったからには今の若い人がどんなゴルフをするのか見たかった」とレギュラーツアーのQTに挑むなどフィールドを広げて活躍を続けたが、今年はシニアに専念してスケジュールを組んでいる。その先にあるのは、海外への挑戦だ。
 現在田村は8試合を消化して賞金ランキングは3位。このまま最後までこの位置をキープできれば海外シニアメジャーへの扉が開く。国内シニアツアーは最終賞金ランキング4位までの選手に来年の「全米プロシニア選手権」への出場権。さらに、2つの国内メジャー(プロシニア、シニアオープン)優勝者と、その2選手を除いた賞金ランク3位以内の上位1名に「全英シニアオープン」が与えられる。田村が狙うのはまさにそのポジション。「そのために今年はQTにいくのもやめた」とすべてをツアーにかけている。
 49歳でプロになっただけに息の長い選手に…とは考えていない。「僕は5年間で考えています。5年先に海外のメジャーで活躍をしようとしたら、もう今年くらいに行かないといけない」。海外での戦いは初めて行って活躍できるほど甘くはないことは、長いナショナルチーム生活でいやというほどわかっている。それだけに、目標から逆算すれば今年が勝負と位置づけるのも当然だった。
 「(プレジデンツカップに出場する)ダニー・リーとかもナショナルチームで見ていたし、アダムとも回ったし。ランガーとかがどれだけなのか見てみたい」。海外の各カテゴリのトップ選手との戦いは、いつだって刺激的。プロになった田村が求めていたものがそこにある。
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