首位シリアとの大一番へ…ハリル「真の姿を見せなければ」

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 日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督は7日、オマーン・マスカット市内のホテルで公式会見に出席し、中立地で行われる8日のW杯アジア2次予選・シリア戦に向けて意気込みを語った。

「我々にとって一番難しい試合になると思っている。相手は我々のグループで首位に立っているチーム。我々は真の姿を見せなければいけない」

 アジア2次予選で日本が入るE組は3戦全勝のシリアが勝ち点9で首位。日本は2勝1分の勝ち点7で後塵を拝している。得失点差も日本の+9(得点9、失点0)に対し、シリアは+13(得点13、失点0)。負ければ勝ち点差は「5」に開き、自力での首位突破の可能性は消滅する。

「シリアは攻撃面で得点率の高い選手もいる」。すでにシリアの分析を進めている指揮官は「シリアには欧州でプレーしている選手、ボスニアやトルコ、UAE、イラクでプレーしている選手もいる。シリアの個人のクオリティーを無視してはいけない。3、4人のかなり良い選手がいる」と警戒を強めている。

 シリアの政情不安により、9月8日のアフガニスタン戦(6-0)に続いて中立地開催となるが、それもシリアのモチベーションを高めることになるはずだと指摘する。

「残念ながらシリアは母国が大変な状況に陥ってるので、チームは何かを見せないといけないという気持ちでやってくると思う。おそらく国のために彼らは真剣に戦ってくると思う。」

 日本は同日夕に試合会場のシーブスタジアムで公式練習を行う。ハリルホジッチ監督は「我々が試合を戦うグラウンドがどんなコンディションか分からない。暑さもある。選手がフィジカル的に、そしてメンタル的にしっかり準備しないといけない。この試合のために厳しさを出さないといけない。我々は自分たちの勝利を探すためにやってきた」と力を込めた。

(取材・文 西山紘平)


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