主演のヴィン・ディーゼルとF・ゲイリー・グレイ監督(画像はヴィンのFacebookスクリーンショット)

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 映画『ワイルド・スピード』シリーズ第8弾の監督として、『ミニミニ大作戦』や今年全米で大ヒットしたヒップホップ映画『ストレイト・アウタ・コンプトン』のF・ゲイリー・グレイ監督が独占交渉に入ると The Hollywood Reporter が報じた。

 監督の最終候補として挙げられていたのは、『トランスポーター』などのルイ・ルテリエ監督、サスペンス映画『ザ・ゲスト』などのアダム・ウィンガード監督、SFサスペンス映画『シグナル』などのウィリアム・ユーバンク監督。

 関係者によるとグレイ監督は、契約交渉を始める準備はできているとユニバーサル・ピクチャーズに伝えているという。また、本作の主演を務めるヴィン・ディーゼルは6日(日本時間)、自身のFacebookのカバー写真をグレイ監督と共に写っている写真に変更している。

 グレイ監督が手掛けた、伝説のヒップホップグループN.W.A.の真実に迫った『ストレイト・アウタ・コンプトン』は今年、『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』の3週連続首位を阻止して全米興行収入3週連続1位を記録。音楽伝記映画としては歴代1位の興行収入という大ヒットを収めている。

 高級車や名車が続々と登場し、迫力満点のカーアクションが繰り広げられることで人気を博してきた同シリーズ。先月末、シリーズの主演を務めてきたヴィンがFacebookで、第8弾から始まる3部作でシリーズがファイナルを迎えることを明かしていた。第8弾の全米公開日は2017年4月14日を予定している。(編集部・高橋典子)