「あこがれ」の日本代表に初合流、南野が語る意識改革の成果

写真拡大

 日本代表に初選出されたFW南野拓実(ザルツブルク)が6日の練習から合流した。ザックジャパン時代の昨年4月に行われた国内組による代表候補合宿には参加したが、日本代表は初招集。「自分としてはあこがれのところでもあったし、そこに来れてうれしいというのが素直な気持ちです」と、初練習を終えた感想を語った。

 前日5日夜にオーストリアからオマーン入り。ドイツ経由で乗り換えた飛行機はFW本田圭佑と同便だったが、「飛行機の中では挨拶だけさせてもらって、という感じ」。C大阪の先輩にあたるMF香川真司からは「最近どうやった?」と声をかけられたという。

 今年1月にC大阪からザルツブルクへ完全移籍。半年間プレーした昨季は14試合に出場し、3ゴール3アシストだったが、今季はリーグ戦10試合で早くも6ゴール2アシストをマークし、カップ戦も含めると公式戦14試合で10ゴールと着実に結果を残している。

「一番はシュートを打たなあかんというのを昨シーズンが終わってからずっと考えていた。それを今シーズンは意図的に狙って、それがゴールにつながっているシーンもある」

 昨季からの変化をそう語る南野は「ファーストインプレッションでシュートが浮かんだら迷わずに打つことが大切というのは、昨季やってみて自分の中で気づいたことだった。今シーズンはその流れでやれているし、スムーズにシュートまで行けているのが変わったところかなと思う」と、意識改革の成果を口にする。

 その中での日本代表初選出。「シンプルに結果が出ていることが一番(の理由)だと思っているけど、切り替えの部分だったり、球際だったり、ゴールに速く行くプレーというのは海外に行ってからレベルアップしたと思っているし、そういうのを含めて今の結果が出たのだと思う」。シュートの意識や切り替えの速さ、球際の強さ。それらはハリルホジッチ監督が選手に強く求めている部分でもある。

「切り替えの部分は(代表と)共通するところがあると思うし、それは自分自身の一つの良さだと思っている。そこはしっかり表現できればいいかなと思う」。自分の良さを出していくためにも、初代表だからといって遠慮するつもりはない。最年少の20歳のアタッカーは「自分から要求していくところとか、自分の動き出しのところで(パスを)出してもらえる部分があると思うし、それを練習からどんどんアピールしていければ」と貪欲に語っていた。

(取材・文 西山紘平)


●ロシアW杯アジア2次予選特集