アントニー・マルシアル【写真:Getty Images】

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 移籍期限ぎりぎりでマンチェスター・ユナイテッドに加入し、早くもエースとしての風格を漂わせ始めているアントニー・マルシアルだが、「アンリ2世」として元フランス代表のストライカーと比較されることは望んでいない。

 すでに6試合に出場して3ゴールを挙げ、プレースタイルやモナコ在籍経験など母国のレジェンドであるティエリ・アンリと共通点の多いマルシアルはフランスのテレビ局『BFM』に対し「僕らが同じようなキャラクターだと思わない」と謙遜する。

「彼がイングランドにおけるレジェンドで、偉大な選手だということは明らか」としたうえで、「ティエリ・アンリはティエリ・アンリだ。僕はあらゆる面で成長しなくてはならない。努力し続ければ彼のレベルに到達できるかもしれないが、まだほど遠い」と述べ、自分とアンリが比較対象にすらならないと強調した。

 これに加え、イングランド移籍の顛末についても語っている。マルシアルは「僕は『移籍できない』と言われていたから、モナコに残ると思っていた」と残留の意思があったと説明したが、「オファーを知った時、1秒もためらわなかった。話は一気に進んだよ。僕はチャンピオンズリーグでプレーし続けたかった」と決断に至ったプロセスを明かした。

 その後ルイス・ファン・ハール監督から電話がかかってきて、母親も納得させたうえでマンチェスターへ向かって移籍交渉を終わらせたという。

 そして高額な移籍金からくるプレッシャーとは無縁だと宣言したマルシアル。大物ぶりを漂わせる天才アタッカーは低迷が続くユナイテッドの救世主になれるだろうか。

text by 編集部