武藤、1トップ争う“先輩”岡崎に挑戦状「脅かす」

写真拡大

 センターフォワードとして挑戦状を叩き付けた。これまで左ウイングの候補として日本代表に招集されてきたFW武藤嘉紀(マインツ)だが、バヒド・ハリルホジッチ監督は1日のメンバー発表会見で「真ん中のところで岡崎と武藤で競争してほしい」と、FW岡崎慎司(レスター・シティ)とともに1トップ候補として招集した。

「(センターフォワードは)チームではやっている。できないことはないし、監督はFWとして必要としてくれている。その期待に応えたい」。マインツでは縦関係の2トップでセンターフォワードを務めている武藤。この日の練習ではハリルホジッチ監督から呼ばれ、ピッチに座り込んで話し込む場面もあった。

「FWとして自分に足りないところだったり、ハリルさんも(現役時代は)FWだったので、そのあたりの話を聞いた」。個別指導の中身をそう明かした武藤。所属するマインツでは昨季まで岡崎が1トップを任されていたが、最近は特別にアドバイスを求めることもないという。「最初はいろいろ聞いていたけど、今は自分で考えている。メンバーも(岡崎が所属していた昨季とは)違う」と、プライドものぞかせた。

 マインツの先輩であり、日本代表の先輩でもある岡崎だが、ポジションを争う相手となれば、一歩も引くつもりはない。「同じポジションで選ばれているからには、自分もいつまでも2番手に甘んじているわけにはいかない。それ(レギュラー)を脅かすつもりでここに来ているし、自分が下から突き上げることがチームを活性化していくと思う」と、岡崎からポジションを奪い取る決意と覚悟を口にした。

(取材・文 西山紘平)


●ロシアW杯アジア2次予選特集