Doctors Me(ドクターズミー)- ペットの病気と手術。その予算と心構えについて

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病気ごとに、どのくらいの費用がかかるのかは、地域の物価や動物病院の規模によって、かなり差があるといいます。

たとえば、大学病院や獣医師が常時、数人いる大きな動物病院で診てもらうのと、獣医師が院長のみの小さな病院では診察費だけでも大きな違いがあるのだとか。

とはいえ、どのような心構えをもっておいたほうがいいのかは気になるところ。そこで、今回はイザというときに役立つ、ペットが病気にかかったときに役立つポイントを医師に聞いてみました。

具体的な費用は病院によって異なる

まず、病気になった際には診察をする必要が出てきます。診察時には、次の項目の検査を受けることになります。ただし、具体的な金額は、各病院によって異なるので、お伝えできません。ここでは、実際に病気になった場合、どのような検査が必要になり、どのような行程で治療が進められていくのか紹介したいと思います。

犬の治療編

<検査項目>
・糞便検査
・尿検査
・顕微鏡検査
・血液検査
・レントゲン検査
・超音波検査
※各種検査に関しては何をどれくらい診るのかによって費用は異なり、かつ病気の種類によっては、上記プラス特殊な検査費用が必要になることもあります。

<どのような治療が必要か>
診断がついた後は治療方法の選択です。内科的な治療なのか、外科的な治療なのかを選ばないといけません。

1:内科的な治療の場合
お薬の種類、投薬期間に依って費用は変わります。

2:外科的な治療の場合
全身麻酔か局所麻酔か。入院か日帰りできるか。手術の前後に酸素吸入は必要か。麻酔の効きが悪ければ量を多くしたり、麻酔薬の種類を変えたりしなければいけなくなり、その分、費用がかさみます(麻酔薬の効き方は麻酔をかけてみないと分かりません) 。
さらに、手術中に何か突発的なトラブルが生じた場合、予後が変わってくるケースもあり、つまり手術後の回復の仕方によっても費用は変化します。

猫の治療編

猫の場合も基本的に犬とほぼ同じ費用がかかりますが、ひとつだけ違う点があります。それが、投薬について。
猫の場合、犬と異なり、内服しにくいといった特徴があるのです。いくら無理矢理与えても、泡をふいて拒否したり、喉の奥に押し込んでも吐き出してしまうことも…。

<投薬以外の具体的な方法>
薬が内服できない場合、注射による投薬が選択されます。その場合、当然、費用も高くなることが考えられます。また、投薬のために毎日、通院しなければならないといったことも念頭に入れておきたいポイントです。

値段にとらわれないで!

動物病院にかかる際、費用はとても気になるポイントですが、単純に値段の安さだけで動物病院を選ぶと失敗する可能性も。いっぽうで、高ければ良いというわけでもありません。大切なのは、病院との相性。特に、次の点に意識して病院を選ぶようにしたいですね。

<病院選びのポイント>
・気軽に相談できる雰囲気(費用のことも含めて)
・病院の清潔さ
・犬や猫の扱い方
・説明の分かりやすさ
・信頼できるかどうか
・獣医師だけでなく、看護師や受け付けの人との相性
…など

獣医師からのアドバイス

飼い主にとって良くても、ペットにとっては苦手な場合もあり、毎回、連れて行くのが大変!なんてこともあります。 理想は飼い主、ペット共に安心できて、尚且つ値段も良心的な動物病院が近くに見つかれば良いですね

(監修:Doctors Me 獣医師)