強いチョン・インジ!国内メジャー2戦2勝(撮影:福田文平)

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<日本女子オープンゴルフ選手権競技 最終日◇4日◇片山津ゴルフ倶楽部 白山コース(6,613ヤード・パー72)>
 「日本女子オープンゴルフ選手権競技」の最終日。この日もメジャーの難セッティングと風に多くの選手がスコアメイクに苦しみ、72ホールを終えてアンダーパーだったのはチョン・インジ(韓国)、菊地絵理香、イ・ミヒャン(韓国)の3選手のみ。菊地は18番を首位で迎えたが、ボギーとしてしまい勝負の行方は3人によるプレーオフに持ち込まれた。
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 難関18番ホールで行われたプレーオフ、3ホール目でまずパーをセーブできずにミヒャンが脱落。続く4ホール目でインジがボギー、一方の菊地はティショットを右に曲げグリーンを捉えるのに4打かかると、ボギーパットを決めきれずに勝負あり。インジが日本のメジャーで2戦2勝と強さをみせた。
 「少しづつ寒くなってきて大変でしたが、プレーオフを楽しみながらやりました」と笑顔で話したインジ。一昨年に韓国女子オープンを制し、「この試合に出て日本のメジャーの雰囲気を味わいたいと思っていました。全米女子オープンでも勝って別の国のナショナルオープンにも出たかった」そうで、「優勝できて感慨深いです」と勝利の味を噛み締めていた。
 正規ホールの終了後、プレーオフに臨む前に8番アイアンを抜き、19度のユーティリティをバッグにいれた。18番は昨日まで3日連続でボギーを叩いていた鬼門、この日の風やセッティングを考慮し8番は使わないだろうと判断。「セカンドは距離が残るので」、ユーティリティを増やしたという。この作戦が「4ホール目に特にしっかり合いました」そうで、残り190ヤードをグリーン奥カラーまで運んだ。
 インジは宮里藍の21歳と83日のメジャー2勝達成時の年少記録を21歳と55日で更新。今年のメジャー最終戦「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」の出場に関しては「今後のスケジュールを見ながら調整したい」と前向き。「優勝することよりも、日本でプレーすることがことが楽しみです」、プレーもコメントもその若さからするととても“大人”のインジ。来季は米ツアーに本格参戦する予定で、今後さらにその名を世界中のゴルフファンに広めていきそうだ。

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