Doctors Me(ドクターズミー)- 哺乳瓶の消毒はいつまですべき?哺乳瓶消毒の注意点とコツ

写真拡大

赤ちゃんがミルクを飲む場合、気になるのが哺乳瓶の消毒。最近はタブレットタイプのつけておくだけのものもあり、とても便利ですが、今回は哺乳瓶消毒の注意点とコツについて、医師に解説していただきました。

消毒と殺菌の違いは?

まず、消毒とは何でしょうか?
文字通り、毒を消すということですが、同じような言葉に滅菌、殺菌、消毒と3種類の用語があります。
滅菌とはそこに存在する全ての微生物を消し去ること、殺菌とは微生物を殺し、何も生えてこない状態にすること、消毒は微生物を減らし、人体に影響がないようにすることをおおよそ意味しています。

哺乳瓶は普通に洗うだけじゃダメ?

ほ乳瓶は基本的には汚れています。
ミルクという栄養たっぷりの物質が存在するところに、赤ちゃんの口という極めて細菌が多いものが接触し、しかも、ほどよく暖かい……これは、細菌にとってまさに増殖する適した環境です。
そのため、使用後に何もせずに放っておくと、細菌が沢山繁殖し、菌そのものあるいは、菌から出る毒素によって、赤ちゃんの体調を崩してしまう可能性があります。

しかし、菌一つない状態(つまり滅菌)までする必要があるかというと、そこまでは不要です。
何故なら、たとえ少しの菌を体内に飲み込んだとしても、ヒトには抵抗力がありますから、それがすぐに症状を引き起こす訳ではないからです。
血液やおなかの中など、全く菌がいない状態が普通の場所に注入するものは、滅菌済みであることが必要ですが、飲み物に関してはそこまで神経質になる必要ありません。

ちゃんとできてる?哺乳瓶の消毒方法

ではほ乳瓶の菌を減らすためにはどうしたらよいのでしょうか?まずは、ゴシゴシよく洗うことです。
菌を物理的に取り除いてあげることで、菌の量がずいぶん減ります。
続いて、消毒薬を使うことです。あまり濃い濃度は必要ありませんので、市販の消毒薬(ほ乳瓶に使用可能とされているもの)を用いて、ほ乳瓶の内部、飲み口をしっかりと消毒してください。これによって、ほとんどの菌は死滅します。
さらには、熱湯消毒も効果的です。

重要なのは、これらの作業が終わったあとしっかりとほ乳瓶を乾かすこと。 水分が残っていると、またそこに菌が繁殖してしまうためです。

【医師からのアドバイス】

基本的に、洗う、消毒する、乾かすをしっかりと行えば、あまり過敏になる必要はありません。大切な赤ちゃんが毎日使う哺乳瓶、清潔に保ちたいものですね。