旬の食材は、美味しいだけではなく栄養豊富なものが多いですよね。秋が旬のサンマも脂が乗って美味しいうえに栄養がいっぱい。たっぷりの大根おろしを添えた塩焼き、骨ごと食べられるようにサンマ煮やかば焼きにしても美味しいですよね。

サンマに豊富に含まれるDHAとEPAの健康作用

サンマはもちろん青魚にたくさん含まれているDHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)は、体内で合成できない不飽和脂肪酸の一種で、悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やすという嬉しい働きがあります。血液をサラサラにし、血栓をできにくくするため、心筋梗塞や脳梗塞などの生活習慣病を予防する効果があることも報告されています。DHAは脳内の海馬という組織に多く含まれていることから、学習能力の向上や認知症の予防にもなると注目されているのです。

貧血防止や粘膜を丈夫にする作用も!

更にサンマには貧血防止に効果のある鉄分も含まれています。鉄分だけでは吸収されにくいのですが、吸収を助けるビタミンB12が豊富に含まれているので、サンマを食べることで効率よく鉄分を摂ることができるのです。特に女性は鉄分が不足しがちですから嬉しいですよね。

粘膜を強くするビタミンAも豊富です。カルシウムももちろん摂れます。カルシウムの吸収を助けるビタミンDもしっかり含まれていますから、お子さんや中高年の方にもどんどん食べていただきたいのです。胆汁の分泌を多くし、肝臓の働きを良くするタウリンという栄養素も含まれていますから、お酒のおともにすれば、二日酔い防止にも最適です。

脂が乗っていることが大事!

これらの栄養素はサンマの脂に多く含まれているので、塩焼きでそのまま食べるのが一番。大根おろしを一緒に食べれば胃腸にも優しくなるのでおすすめ。食べられる人は内臓(わた)の部分も食べたほうがビタミン類も良く摂れます。一匹のままで食べられるサンマですが、最近はスーパーでもおろしてあるものや開いてあるものがあるので、調理も楽ですね。サンマを選ぶ際には、黒めの周りが透明で、口先が黄色いもの、背中が青黒く光ってお腹は銀色のものを選ぶと良いですよ!


writer:しゃけごはん