湯船につかると体にイイってホント?専門家に聞いてみた!

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一日の終わりに湯船につかると、思わず「あ〜、極楽、極楽」と言いたくなるのは筆者だけではないはず。ぽかぽかの湯船につかるだけで、笑顔がこぼれ、幸せな気持ちになる。湯船につかることで気持ちが和むのはもちろん、体にもなんだかよさそうであるが、実際はどうなのだろう? 湯船につかることでどのような効果がもたらされるのか? 気になったのでカイロプラクターの山中英司先生に話を聞いてみることにした。

■血行を良くしてむくみを取る

「湯船につかり、体を温めることで得ることができる一番大きな効果は、血行促進です。一日の終わりに足がむくんでいる方もいると思います。湯船につかることで水圧がかかり、足に降りてしまった血液を上へ引き上げます」(山中先生)

むくみ解消効果の他にも、温められることで全身の血流が良くなり代謝を上げる、溜まった疲労物質を流し出し、栄養や新鮮な酸素を細胞のすみずみまで届きやすくするなどの効果が期待できるそうだ。また、体温が上がることで、免疫機能が活性化するという。ちなみに東洋医学の観点では、水の性質はニュートラルということで、いろいろな邪気をリセットしてくれるそうだ。

■リラックスに適した湯船の温度は

湯船につかる効果は分かったが、そのお湯の温度はどれぐらいがおすすめなのだろうか。

「温度に関しては個人差がありますが、一般的には36〜40度での入浴で、脳・神経系への効果が高く、筋肉やメンタル面でのリラックスが期待できます。またシャワーでただ汚れを落とすだけでなく、湯船に浸る時間を持つことは、自分を労わる大切な時間になります。少なくとも1週間に1度はそのような時間を作ることをお勧めします」(山中先生)

熱いお湯が好みの人には、ちょっと物足りない温度かもしれないが、しっかりと疲れを取りたい時にはあえてぬるめのお湯にしてみてはいかがだろうか。そして、入浴について山中先生が注意点を教えてくれた。

■湯船につからない方がいい人とは

山中先生によると、以下の疾患や異常がある場合は、湯船につかるのを控えるか、医師の指導を受けた方が良いとのことなので注意が必要だ。

・血圧の異常な上昇や発熱
・呼吸困難や極度の全身衰弱
・急性の心疾患や肝疾患
・脳卒中や外傷の直後
・重度の内分泌疾患
・重度の貧血や出血性疾患
・進行性の結核やリュウマチ

上記のような症状がない方で、「なんだか疲れがとれない」「面倒だからいつもシャワーだけ」という人は、週に1〜2度はお湯につかる時間を作ってみてもいいかもしれない。心身ともにリラックスして自分の体をいたわってあげよう!

「教えて!goo」では、「あなたは毎日湯船につかっていますか?」ということでみんなの意見を募集中だ。

●専門家プロフィール:山中 英司
陽開カイロプラクティック院長。米国アクティベータ・メソッド上級認定。肩こりなどの痛み、花粉症などのアレルギー、つわりやパニック障害まで幅広く対応。治療院での臨床にとどまらず、セミナーやワークショップの講師としても活動中。

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