さわやかな秋の朝。気持ちよく目覚めたいのに、朝起きたときに口の中がネバネバしていたり、口臭が強かったりしていませんか? 毎朝同じような状態が続く人は歯みがきのしかたや呼吸のしかたを見なおしてみましょう!

朝の口臭はなぜ起こるの?

目が覚めて口臭がきついと感じる原因は、寝ている間に口の中の細菌が増えていることと、眠る前に食べた食事内容によるものです。起きている間には唾液が分泌して細菌の活動を抑えてくれますが、眠ると唾液の分泌が低下して細菌の繁殖が活発になります。研究結果によると、寝ているときの細菌の繁殖のスピードは起きているときの3倍だとか。また、夜食べたものは、消化・吸収されると臭い成分が血液に混ざり、肺に運ばれて空気と混じり合うことで臭いが起こります。胃の中から臭いがするのではないので、胃の中に食べものがなくなった状態でも、息が臭いのです。

口のネバネバも細菌が原因

口の中がネバネバするのも細菌が原因です。細菌がかたまって「歯垢(プラーク)」を形成しています。歯垢は、歯周病の原因にもなります。夜寝る前の歯磨きは特に念入りに行いましょう。歯ブラシでブラッシングだけでなく、できれば歯間ブラシも使ってしっかり汚れを取り除きます。その際、歯茎のケアも行えば口の中のネバネバが少なくなりますし、歯茎の血流がよくなり、ピンク色の引きしまった健康な歯茎になります。

寝室の湿度もチェックして

夜臭いの強い食べものを食べたり、お酒を飲んだりしている人は、量を控えるようにしましょう。口内が乾燥すると細菌が繁殖するようになるので、部屋を加湿したり、ガーゼマスクをしたりして口内の乾燥を防ぎましょう。口を開けて寝ている人は危険!無意識に空いてしまうのかもしれませんが、日頃から口を閉じて鼻呼吸の習慣を身につけ、寝ている間口のなかを余計に乾燥させないようにしてくださいね。


writer:松尾真佐代