ついにオープンしたDIYカフェを体験!名店直伝おいしいコーヒーの淹れ方★編集部レポ

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2015年9月10日(木)、渋谷にオープンしたばかりの「cafe 1886 at Bosch(カフェ イチハチハチロク アット ボッシュ)」。こちらで読者14名と一緒に、カフェメニューとワークショップを体験してきた!
cafe 1886 at Boschは、パワーツールや自動車機器などで知られるドイツの有名ブランド「ボッシュ」の日本本社社屋1階に誕生したことでも話題に。店内に入ると、高い天井と一面がガラス張りで、開放感たっぷり。爽やかな自然光が降り注いで、ナチュラルテイストのインテリアにカジュアルなソファが並んでいるのも居心地のよさのポイントかも。


まずはカフェメニューを体験。肉料理の名店、銀座「マルディ グラ」の和知徹氏が監修し、ドイツの食文化を反映させたグルメサンドイッチは、どれもボリュームたっぷり。なかでも、「SLAVA」(850円)は、スモークしたドイツソーセージをサンドしているから、風味豊かでジューシーな味わいを楽しめる。濃厚なマッシュポテト、ザワークラウト、ライブレッドとの相性もよく、雑穀の食感がアクセントになって、食べる手が止まらない!

こだわりはコーヒーにも。銀座のコーヒーロースター「トリバコーヒー」が、このカフェのためにオリジナルでブレンドをしたものを使用。スモーキーで深みのある味わいの「ダークロースト」(500円)、香り高く酸味の効いた「ライトロースト」(400円)の2種をぜひ堪能してみて。おすすめは、すっきりとしたテイストのライトロースト。飲みやすいから、朝に飲んだりスイーツと組み合わせたりしてもよさそう。


カフェメニューを体験した後は、「ボッシュ」のパワーツールを使って「コーヒードリップスタンド」を作るワークショップにチャレンジすることに。

深みのあるレトロな風合いの木製パネルを電動ドリルを使って、コーヒードリップスタンドを組み立てていく。そして「ドレメル」というパワーツールで、自分の好きな模様を木製パネルにレタリング。ドレメルを使用すると、力を加えずにすらすらと彫ることができるから、あっという間に完成。鉛筆のような感覚で彫れるから、時間を忘れてのめり込んでしまうほど! ボッシュのパワーツールを使うことで、釘打ちやレタリングが簡単にできるから、DIY初心者だという女子でもらくらくだったみたい。


次は、出来上がったコーヒードリップスタンドを使って、トリバコーヒーの焙煎士・滑川さんによる「ハンドドリップコーヒーの淹れ方」レクチャー。

今回は、計りを下に置き、中挽きのコーヒーをペーパーに18gをセット。注ぐお湯は270g。実際には豆が水分を吸うので、できあがりは230g程度になるのだとか。お湯の温度は約90度。沸騰したお湯を少し冷ましたものを使用するといいそう。

続いて、コーヒーを蒸らす行程に。くるくるとお湯を全体に注ぎ、約30秒待つ。携帯のタイマーを使うと正確に計れる。それから500円玉くらいの大きさを意識しながら、170g程度のお湯を注ぐ。少し時間をおいて、すべてのお湯を2分30秒で同じように注げばできあがり。

実際には、そこまで分量に正確でなくてもOKだそう。次第にコーヒーの香ばしい香りが増してきて、待ち時間はワクワク感が高まるばかり。自分でつくったコーヒースタンドを使って、丁寧に淹れたコーヒーは、やっぱり格別。ちょっとの手間でおいしさがアップするから、日常生活に取り入れたい。


ワークショップの最後には、自分で淹れたコーヒーとカフェ名物のスイーツ「ベイクドアップルドーナツ&バニラアイス」(650円)でほっと一息。このスイーツは、ドイツ・シュトゥットガルト地方の伝統的なデザートを日本風にアレンジしたもの。シナモンの香りがふんわりと漂い、外がさくさく、中がしっとりのやさしい甘さ。添えられたリンゴのコンポート、バニラビーンズたっぷりのバニラアイスとともに味わって。

今回の体験会では、スタッフがわかりやすくアドバイスしてくれたり、参加者同士のコミュニケーションも頻繁に行われたり、最初から最後まで笑顔が絶えないひとときに。

cafe 1886 at Boschでは、12月(予定)より、ワークショップを開催していくそうだから、こちらもお見逃しなく!