iFixit、開発者向けApple TV をバラしてアカウント取消し処分。「分解こそ我がDNA」

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新製品の分解分析で知られる 修理業者 iFixit が、アップル開発者プログラムのアカウントを取り消されました。みずからウェブサイト上で公表したもので、開発者向けに貸与されたApple TVを分解し、ウェブサイトに公開したことが原因だとしています。 

iFixit といえば、アップル製品をはじめ話題のガジェットをリリースとともに入手、即解体することで有名な修理業者。iPhone 6s も発売と同時に入手し、数時間後には丸裸にしていました。

iFixit はその後まだ発売前の Apple TV を入手し、やはり解体まつりを開催。本体だけでなくマイク付きリモコン Siri Remote までも見事にバラバラにしてしまっていました。

 

 

ただ iFixit が入手した Apple TV は開発者プログラム向けにアップルから送られたものだったようで、当然ながらプログラムの契約条件に反する行為。iFixit は数日後にアップルから App Store にある「iFixit」アプリの削除と開発者アカウントの停止を記したメールを受け取りました。

iFixit はこの件について、サイト上に「迷惑をかけた方々には謝罪する。アップルが、分解するために我々に Apptl TV を送ってくれたわけではないことは理解している」、「ただ、我々は分解・修理で飯を食っている業者。リスクについて少しは考慮したが、すぐにそんなものは後ろに放り投げて分解したよ。分解こそ我々の DNA そのものだからね」とさわやかなコメントを綴っています。

さらに、「App Storeで公開していたアプリはもう時代遅れで、メンテナンスをする気もほとんどなかった」「そのかわりモバイルサイトをしっかり強化したから、そっちをチェックしてくれればいい」としています。

ちなみに iOS アプリを削除された iFixit ですが、そのアプリで使用した API はオープンソースとして公開しているとのこと。

「もし気が向いたなら、他の開発者が我々の API を使ってアプリを作っても問題はない。ただし使用許諾契約に従い、広告を入れたりはしないで欲しい」と、契約違反でアカウントを取り消された業者は呼びかけています。

・更新:iFixit、入手した iPhone 6s を即分解。Twitter で解体ショー展開中