中島裕翔&菅田にピンクの声援、釜山国際映画祭で舞台挨拶&会見。

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Hey! Say! JUMPの中島裕翔(22歳)、俳優の菅田将暉(22歳)、行定勲監督が10月2日、韓国で開催中の第20回釜山国際映画祭に登場。映画「ピンクとグレー」の舞台挨拶、記者会見を実施した。

本作はNEWSの加藤シゲアキ(28歳)が描いた問題作を、行定監督が映画化した作品。大人気スターでありながら突如謎の死を遂げる主人公の白木蓮吾役を中島、その親友であり蓮吾の死の真実を追う河田大貴役を菅田が務めている。今回、本作は同映画祭のA Window on Asian Cinema部門に正式出品されていた。

ソヒャンセンタムシティにて公式上映終了後に行われた舞台挨拶には、世界中から詰めかけた約700人の観客が集結。会場に中島、菅田、そして行定監督が姿を現すと、会場からは女性の“黄色い”ならぬ“ピンク色”の歓声が沸き起こり、大きな拍手と共に迎えられた。この日、グレー色のスーツを恰好良く着こなした中島と、パープル色のスーツにピンク色の髪色の菅田は、まさに映画タイトルであるピンクとグレー姿でお客さんを魅了した。

釜山入りする前に、Hey! Say! JUMPのメンバーである山田涼介から韓国語を教えてもらったという中島は、韓国語で挨拶し、また菅田も続けて韓国語を披露すると、観客からは驚きの声とともに歓声。質疑応答では次々と手が挙がり、作品への注目度が伺えた。最後に、中島は「皆さんに、こうして観てもらえるというのは光栄です。僕の初主演映画をこのように多くの人に支えられて、釜山の皆さんに観てもらえたことは貴重な経験になりました!」と語り、菅田は「うちの裕翔をよろしくお願いします!」と中島をアピールし、会場からは日本語で「かっこいい」という声援と共に温かい拍手が起こった。

☆質疑応答の内容

質問:(中島へ)激しいベッドシーンがありましたが、撮影時はどうでしたか?
中島:激しい場面でしたね(笑)。大変でした。(自分の唇に)リップグロスがとても塗ってあったので、(相手役の夏帆さんの唇が)べったべたになってしまいました。

質問:原作は加藤シゲアキさんが書かれた小説と聞きました。加藤さんの感想はどうでしたか?
中島:(本編を)観終わった後、トイレに行ったら、偶然加藤さんがいて、これはチャンスだと思って加藤さんに「どうでしたか?」と聞いてみたんです。そうしたら加藤さんが「分かりやすくなってるよね」と、その一言だけ言ってくれました。
監督:特に聞いていません。

質問:(中島へ)原作者の加藤シゲアキさんは事務所の先輩でもありますが、プレッシャーはありましたか?
中島:原作は読んでいたのですが、先輩のデビュー作である小説の映画化であり、また僕にとっても初出演映画だったので緊張しました。撮影中盤にさしかかった頃、加藤くんがお弁当の差し入れをしてくれたことがあったんです。その時、僕が「この役、難しくてどうすればいいでしょう?」と加藤君に相談したら、「実際に悩んでいるのがスクリーンにでるからそのままでいいんじゃない」と言ってくれました。

質問:(行定監督へ)白木蓮吾(ごっち/中島)は遺書を6枚書いて、自殺現場の第一発見者である彼の親友の河田大貴(りばちゃん/菅田)に遺書の1つを選ばせるシーンがあると思います。演出では、どうしてあの遺言を選んだのですか?
監督:原作に6通の遺言が出てきます。僕自身も考えたのですが、おそらくその中から選び出したものを彼は他の道があったのに、あえて、これを選んだのは、それは自分が自分を追い込んだ結果になったというのが重要。人が自分で道を選んで受難がくるというのは、成長では当たり前なことだと思うんです。この映画ではあえて、強調して友人が試練をあたえるという事を描いています。人生はそういうものだと思うんです。

☆会見の模様

中島:僕の初出演の映画がこの「ピンクとグレー」で本当によかった。もちろん、僕に断る権利はないですが、監督が行定勲監督で、共演の俳優の皆さんも、今をときめく方ばかり。本当に「ピンクとグレー」に出演出来て良かったです。

監督:青春映画を撮る機会がないと思ったけど、この2人に決まったら、すごくポテンシャルが高い。演技の中の自由を勝ち取っていく姿に日本映画の誇りを感じて、自分の背中を押されたような気持ちになった。自分の中で手ごたえのある作品になりました。

◎行定監督からみた2人のそれぞれの長所

中島くんはすごく色々なチャレンジをしました。ベッドシーンや(観客から「きゃー」と黄色い悲鳴が)、暴力シーン。撮影を通じて思ったのは、中島は心の弱い部分と、アイドルらしく決めの聴いた歌のシーンなど、非常になんでもできる人。全てが様になっている。前半と後半では全く違う映画なので、楽しみにして欲しいです。

(菅田は)今回はピンクの髪型してるが、奇抜でありながら繊細。今の日本映画界で、彼を必要としている作品はとても多い。逸材。僕が昔撮った「GO」に出ている窪塚洋介を彷彿させるくらい、フレームからはみ出る芝居でありながら、どこか繊細。

2人を合わせるのが本当に大変で。テイク1がいいのが、菅田。テイク10がいいのが、裕翔。本当に非常に難しいです。合わせるのが(笑)。お疲れ様でした(笑)。

◎中島、菅田がそれぞれ相手に対して嫉妬することは?

中島:全部ですよね。自分でテーマにしてたのはできるだけ自然に、という事を意識していました。今までドラマとかで、自分の中でチャレンジやテーマを意識したことがなかったんです。でも、菅田くんは毎回毎回、監督を驚かせにいくんですよこの人。ワンテイクごとに違う演技をしてくるんです。そういうところなんです(笑)。毎回違う柔軟さですよね。

菅田:ダメ?(笑)

中島:ダメじゃないよ(笑)。

菅田:(中島とは)公私ともに仲良くさせてもらっています。素敵なのは、愛嬌かな。品がある。ただ可愛い人は沢山いますが、チャーミングなだけではなく、品があって高級食材みたいな感じ(笑)。クリエイティブ意識を刺激されます。いろいろさせたくなる魅力が彼にはあると思います。だから行定さんも彼に色々させたんだと思います。

映画「ピンクとグレー」は2016年1月9日(土)全国ロードショー。