<アジア・パシフィック アマチュア選手権 2日目◇2日◇クリアウォーターベイGC(6,513ヤード・パー70)>
 香港にあるクリアウォーターベイGCで開催中の「アジア・パシフィック アマチュア選手権」の2日目。この日は前日消化できなかった第1ラウンドの続きと第2ラウンドが行われ、8月の全米アマで4強に入るなどして注目を集めている小西健太は5バーディ・4ボギーの“69”で回りトータル3アンダーの19位タイで予選2日間を終えた。
スロープレーヤーで有名グァン・ティンラン初日のショット写真
 今週に入って一度も吹かなかった強い風が、朝から海沿いのコースに吹きつけた。7時43分に難しいINコースから出た小西も、その影響をもろに受けながらのスタート。「勇気がいるショットがたくさんあった。風を信じてOB方向に打っていくところもあった」と横からの風に苦心しながら、11番、14番でバーディを奪うなど快調にスコアを伸ばしていく。しかし、その良いリズムが崩れたのが15番のパー5だ。
 同組のアントニオ・マーダカ(オーストラリア)がティショットをOB。さらに、「前半は色々すごかった」と小西を苦笑いさせたのがグァン・ティンラン(中国)だ。この日は14番まで5連続ボギーを叩くなど大乱調。15番では2度のOBに加え、打ち直しのためにティグラウンドに戻るなど、進行が大幅に遅延。グァンは今大会を制して出場した「マスターズ」でペナルティを受けるなどスロープレーヤーとしても有名だが、続くトラブルがそれに拍車をかけた。
 小西はセカンドでグリーン周りまで運ぶも、またそこで長時間待ちぼうけ。「15分くらい2人でやっていたので(笑)。あそこはタイミングが取りにくかった」とリズムを乱されると、3打目のアプローチがティフトンのラフからボールに上手くヒットできず手前バンカーに入れるとそこから寄せきれずボギー。16番では競技委員がプレーを急ぐように警告を出すなど最注目組のプレーは大きく乱れた。
 それでも後半に巻き返して、トータル3アンダーでのフィニッシュ。まだ上位を狙える位置で決勝ラウンドを迎えることができる。「今日はもう仕方ないので、自分のゴルフをしていくしかない。明日はビッグスコアを出していければ」。首位とは7打差。仕切り直して狙うはムーブアップだ。
 ちなみに、小西を苦笑いさせるほど大荒れだったグァンは素知らぬ顔でプレーを続け、終わってみれば5バーディの1オーバーで予選は通過。いい意味でも悪い意味でも16歳が目立った第2ラウンドだった。
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