高音質をうたうソニーのメモリーカードに不具合が! ネットでは音質以前の問題と話題に

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音質を重視する人は、スピーカーのみならず、ケーブルや記憶媒体などもこだわるらしい。
そんななか、ソニーが販売する高音質になることをうたったmicroSDXCメモリーカードで、あってはならない不具合が出てしまった。

●音質以前に音飛びしてしまう問題?
あってはならない不具合を起こしたのは、一部のmicroSDXCメモリーカード 高音質モデル「SR-64HXA」だ。
「SR-64HXA」は、電気回路の調整を行い、電気的ノイズの発生要因を制御することで、音質に影響が起こりえる原因を極力低減させたモデル。さらに、周波数解析のデータではなく、エンジニアによる”耳”を信じて最終的な調整を行っており、品質においては高い信頼性が特徴の製品だ。
Amazonのレビューでも、「届いたら自宅チャイムの音が良くなった」など大喜利状態のレビューが続いているほど人気だ。

非常に信頼性が高そうな気がする高音質メモリーカードに起こった不具合は4つ。
・ファイルの追加ができない
・ファイルの削除ができない
・フォーマットができない
・ウォークマンなどの再生機器での使用中に音飛びが発生する


どれも音質以前の致命的な不具合だ。

この不具合により、ネットでは
・本末転倒
・音飛びはするけど音質は最高!
・音質以前の問題だったな
と書かれる騒ぎになっている。

ちなみに、不具合が発生した対象製品は、全製品ではなく一部の製造番号内なので安心してほしい。

●お詫びページにも盛大なツッコミ要素が!?
詳しい情報はソニー公式の「製品に関する重要なお知らせ」に記載されている。
しかし、その中にも突っ込まれる要素がある。

不具合情報内容の末尾には、
※ 14さいまでのおきゃくさまは、ほごしゃのかたといっしょに、おといあわせください。

と記載されている。

注目したいのは、詳細内容などは全て漢字のある普通の文章なのに対して、この注釈だけはひらがなと数字のみで構成されていることだ。

実はこの注釈、ソニーの問い合わせページには、よく使われているのだ。
14歳までとしているが、それよりもさらに若い小学生などが問い合わせする歳に、理解しやすいよう記載しているようだ。

ネットユーザーの低年齢化に、ソニーもなかなか苦労しているということなのかも知れない。

microSDXCメモリーカード 高音質モデル SR-64HXA ご愛用のお客様へ
お詫びと無償交換のお知らせ



布施 繁樹