アストン・ヴィラのジャック・グレイリッシュ【写真:Getty Images】

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 先月28日にイングランド代表を選択することが明らかになったMFジャック・グレイリッシュは、ロイ・ホジソン監督によって同代表の練習に招待されたようだ。英紙『デイリー・メール』が報じた。

 現在アストン・ヴィラに在籍し、アイルランドU-21代表としても活躍するグレイリッシュは生まれ故郷のイングランドの代表に入ることを選んだ。これを受けてロイ・ホジソン監督は今月のインターナショナル・マッチウィーク中の練習に招待したが、クラブが離脱を許可せず参加を見送ることとなってしまった。

 ティム・シャーウッド監督はグレイリッシュのコンディション調整が十分でないと判断したことが理由のようで、クラブに残って練習を続けるという。また、これまでアイルランドの世代別代表でプレーしていたため、FIFAから国籍を切り替える許可が下りるまでイングランド代表にはなれない。

 夏の間にハムストリングを痛め、8月には足首を負傷したことでコンディション調整が遅れているようだ。それでもホジソン監督は「FAは彼がイングランドを選んだことに対して喜んでいるのを見せたがっていた」とグレイリッシュの才能を高く評価している。

 一方で練習への招待が叶わなかったことについて「ジャックは上手くいけばイングランド代表で練習し、プレーする機会を多く得られるだろう。そのためにはアストン・ヴィラで招集にふさわしいパフォーマンスを見せる必要がある」と万全の状態でチームに貢献することが何より重要だと説いた。

 U-15世代まではイングランド代表でプレーし、それ以降は両親のルーツであるアイルランドの世代別代表を選んでいたグレイリッシュ。ユニフォームの色を変えて以降も両国間で招集に向けてせめぎ合いがあったとされている。

 弱冠20歳でプレミアリーグで主力に成長し、将来を期待される逸材は低迷するイングランドの救世主になれるだろうか。

text by 編集部