北野武も絶賛!この秋6年ぶりに劇場公演「THE CONVOY SHOW」の今村ねずみさんを直撃

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芝居はもちろん、歌、ダンス、タップ、コントに楽器演奏、と盛りだくさんのパフォーマンスを取り入れたエンターテインメント・バラエティーショウ・THE CONVOY SHOW。初めて聞いたという人がいるかも知れないけど、実はあの北野武に「死ぬ前に一度は見るべきだ」と言わせたパフォーマンス。作品ごとにユニットを変えて、これまでメディアに出ることなく1作品で13万人を動員し、伝説と呼ばれるブームを巻き起こした。そんな観客の満足度も高く、リピーターが多いTHE CONVOY SHOWの2015年新作公演『1960』がこの秋スタート。そこで、作・構成・演出のすべてを手がける今村ねずみさんを直撃。新作に込めた思いなどを伺った。
――どういう思いで「THE CONVOY SHOW」初められたのですか?
「自分がやりたくてやり始めたので、最初はメッセージ性はなかったんです。自分たちがどう楽しめるか、そこから観客のみなさんにどう楽しんでもらえるかを考えてやってきたら今のスタイルになりました。ただ、そこから観客の方それぞれがご自分でいろんな感想やメッセージを持って帰ってくれているのでありがたいですね」

――「THE CONVOY SHOW」と言えばパフォーマンスの素晴らしさが有名ですが、今回の演出はどのようなものがありますか?
「踊りあり、タップダンスあり、懐かしい歌もあり。それがそれぞれ独立したショーではなく、作品としてうまく組み込んでいるところが見どころです。もちろんちゃんとストーリーをがあるのでそれを楽しんでもらってもいいですし、その中で笑えるような要素もあるので期待して下さい。ショーをやりだして30年目ですが、これがエンターテインメントに触れるきっかけになってもらえれば嬉しいですね」


――新作はどのようなお話ですか? また、どういうことを感じて欲しいですか?
「今回の公演は、迷える中年男のストーリーなんです。突然闇夜の国に迷い込むことから物語が始まるんですけど、実は迷っている人の道標になるような作品で。僕の場合は実体験だったり、自分が感じたことをそのまま作品に生かすことが多いんですけど、今回は特にみなさんも自分に置き換えて感じてもらえる部分も多いと思っています。みなさん仕事をされていると思うんですけど、そうなると自分のことをおざなりにして生きてしまう瞬間ってよくあると思うんです。ただ、そういう自分に向き合う時間を1日のうちに何分でもいいから持ち続けてほしいと思うんです。昨日の自分と今日の自分を比べたり、明日はどうありたいと感じたり。自分のことを思う瞬間を持って欲しい。作品を観て、そんなことを感じ取ってもらえたらうれしいですね」

――最後にメッセージをお願いします。
「僕らみたいな世代の人ががんばっている姿を観てもらうのっていい機会だと思うんです。年を取るのも悪くないな、と思うかも知れないし、父親や上司に対してのイメージが変わるかもしれない。男の背中をぜひ観に来て下さい」