「LPR車番認識エンジン」と長距離無線技術を組み合わせた、工場の入場ゲート向けのソリューションのデモの様子。徐行中の車両なら問題なくナンバーの認識を行っていた(撮影:防犯システム取材班)

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 東京ビッグサイトで2日まで開催されている「フードシステムソリューション2015」「フードセーフティジャパン2015」「フードファクトリー2015 食品工場 改善設備展」は、食品工場に関連した機器、システム、サービス、セキュリティが一堂に会する合同展示会。同展示会にて日本電業工作は、監視カメラによる映像監視体制を強化する新システムの展示を行った。

 まずは、アイテックの97%以上の認識精度を誇る「LPR車番認識エンジン」と日本電業工作の長距離無線技術を組み合わせた、工場の入場ゲート向けのソリューションから紹介していこう。

 工場の入場ゲート付近に、日本電業工作の無線LAN付き超小型ドームカメラシステム「マルチカメラ監視mini」を設置し、車両のナンバーを撮影。その映像データを守衛室や管理棟に送信する。守衛室などでは、その映像データを「LPR車番認識エンジン」を使って瞬時に解析し、登録車両か未登録車両かを判定する。

 従来の警備スタッフによる入構証の確認や、ドライバーによる入退場時の台帳への記入といった作業負担を軽減でき、業務の効率化と中・長期的な面での人件費の削減を可能とする。

 また工場内で事件や事故などの何らかのトラブルが起きた場合、同システムにより映像が残るので、それをログとして原因究明や事件解決の手がかりに活用することができる。

 また、LinkProの動体検知ソフトウェア「KEIKAI」と日本電業工作の長距離無線技術を組み合わせた、特定エリアへの侵入を自動で検知し通知するソリューションも展示。食品工場などでは、衛生面・安全面から人の立ち入りを制限していたり、禁止しているエリアがあるため、そうした場所のセキュリティを強化することを想定している。

 監視カメラがとらえる映像の中に、検知エリアを設定し、もしそのエリアに人や車などが侵入した場合には、モニター画面に警告表示をしつつ、管理者に対しても、検知時の静止画を添付した通知が管理者のモバイル端末へと届くというもの。

 検知する対象物や、人や車両の他にも小動物なども設定できるので、ニーズに応じた警備体制の構築が可能だ。また、警報機や赤色灯などと連動させれば、侵入者に対して警告や威嚇を行うことができる。

 この他にも、工場の外周警備を想定したソリューションの紹介や、そのソリューションを実際に運用する同社の坂戸事業所からのライブ映像のデモ展示なども行われていた。

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