大量のO.G.が生まれたアスタナ対ガラタサライ【写真:Getty Images】

写真拡大

 現地時間の30日に行なわれた欧州チャンピオンズリーグ(CL)で、世にも奇妙な試合が実現した。同試合で生まれた4ゴールのうち、3点が“オウンゴール”による得点なのだ。

 まるで選手が「どちらのゴールに入れるスポーツか忘れてしまった」かのような結果となったのは、アスタナ(カザフスタン)対ガラタサライ(トルコ)の一戦。ガラタサライはかつてインテルで日本代表DF長友佑都の同僚だったオランダ代表MFウェズレイ・スナイデルらスター選手が所属している。

 先制ゴールを奪ったのはガラタサライ。31分にMFビラル・クサが強烈なミドルシュートを叩き込んだ。しかし、このゴールが同試合の唯一の相手ゴールへの得点となってしまった。

 続く78分、アスタナのFWジュニオール・カバナンガが左サイドからクロスを放つと、GKがなんとか弾く。しかし、これをDFハカン・バルタが押し込んでしまい1-1とガラタサライは同点に追いつかれてしまう。

 そして、ここからオウンゴールによる“シーソーゲーム”が展開される。86分、MFシナン・ギュミュシュのシュート性のクロスをGKネナド・エリッチが防ぎそこね、この日2点目のO.G.が生まれガラタサライが勝ち越し弾を決める。

 しかし、直後の89分、アスタナが左サイドからクロスを放つと、GKがパンチングでクリアする。これをMFロジェール・カニャスがヘディングでゴールを狙うと、DFリオネル・キャオルが豪快にクリアした。しかし、ボールは非情にも自陣のゴールの中へ。強烈なO.G.を叩き込んでしまう。

 結局試合は3つのO.G.により2-2の引き分けに終わっている。CLという世界でも最高峰のレベルを誇る大会で、摩訶不思議な試合が誕生してしまった。

text by 編集部