Doctors Me(ドクターズミー)- 過敏な子どもに起こりやすい?周期性嘔吐症の解決策

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お子さんが、年に数回ほど、激しく嘔吐して、ぐったりとする…そんな症状で困っておられる方もいらっしゃるかもしれません。お子さんに多い、周期性嘔吐症について、今回はお伝えしたいと思います。

周期性嘔吐症とは?

周期性嘔吐症は、アセトン血性嘔吐症ともいわれ、自家中毒などと呼ばれることもあります。幼児期や学童期のお子さんに多く起こり、激しく嘔吐をし、ぐったりとなってしまう、という状態を繰り返して起こします。
胃腸炎や、風邪などの感冒がきっかけとなったり、疲労やストレス、食事をとらなかった後などに起こることが多いですが、明らかなきっかけがないこともあります。

大きな原因とは

はっきりとはわかっていませんが、次のことが原因ではないかと考えられています。

1:ストレスや体の不調、疲れ
疲労などにより、糖が不足し、血糖値が低下しまうと、糖が体の中で作られたり、脂肪が分解されて、体のエネルギーとなります。しかし、これが十分にできないと、脳はエネルギー不足になり、吐き気や眠気が出て、ぐったりしたりするということが考えられます。

2:ケトン体の分泌
脂肪は分解されると、ケトン体という代謝物ができますが、これが血液内に増えることによって、アシドーシスという状態におちいってしまい、これにより吐き気が強くなることもあるでしょう。

周期性嘔吐症の症状は?

周期性嘔吐症では、激しい嘔吐をして、顔色が悪くなり、ぐったりとして元気がなくなります。吐く息は、ケトン臭といわれる、果実の腐ったような臭いがすることもあります。

頭痛や腹痛などを訴えることもあります。熱などがある風邪などがきっかけとなることもありますが、発熱や下痢はともなわないことも多いです。このような症状を年に数度起こします。

気になる予防&対処法

<予防法>
嘔吐の引き金となっているのは、糖の不足状態が考えられますので、糖を補給することが大切です。そのため、症状を起こしやすいお子さんは、糖分や炭水化物などをこまめにとることが予防となります。

<対処法>
いっぽう、すでに嘔吐が始まりぐったりしている際には、塩分と糖分の含まれた水分を少しずつとるようにしましょう。症状が強い時は、点滴で糖分と水分を補う必要があります。ただ、そのほとんどが、10歳ころを過ぎると、自然と発作が収まる傾向にあるようです。

医師からのアドバイス

周期性嘔吐症は、2〜6歳頃の男のお子さんに多いとされています。痩せ型で、神経質なお子さんに多いともいわれています。もし、度々嘔吐に襲われる、というお子さまは一度病院での正しい診断のもと、上記のような対策を取り入れるなどして、優しく見守ってあげるようにしましょう。

(監修:Doctors Me 医師)