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DeNAの名誉のために言うと、八百長だと思います!

熾烈な順位争いがつづく今年のセ・リーグ。この終盤戦で俄然存在感を高めてきた球団があります。その名は横浜DeNAベイスターズ。順位争いという意味では本人たちと中日しか興味のない尾位攻防のみに関わるのみですが、むしろ優勝争い・CS争いに向けて衆目を集めるチーム。そうです、今年もまた「上位勢同士は勝ったり負けたりだろ?」「差がつくのはウチとの試合だぞ」「ウチに負けたところから終了」という例年と同じ声が天から聞こえてくる季節なのです。

しかし、さすがに、そこはプロですから。同点で迎えた9回裏に、CS進出を激しく争うチームに対して、振り逃げで無死一塁⇒送りバント処理で落球&緩慢プレー&捕り損ねで無死一・三塁⇒ワンバンでも何でもないボールを後逸して走者生還⇒無安打無四球サヨナラなんていう展開で負けたりするわけがありません。いくらDeNAでも。それ、ゲームなら「バグ」ってホームページで発表するヤツですよ。

DeNA球団の名誉のためにあえて言います。これはきっと八百長です。だって、今選べる選択肢はふたつしかないわけじゃないですか。ひとつはDeNAはワザとやってるんだよ説。もうひとつはDeNAは土野球(※草も生えないの意)レベルなんだよ説。どっちもどっちですが、どっちかと言えばワザとやってるっていうほうが救いがあるじゃないですか。

世間の空気感的に「おなじみのベイスボールwww」という日常風景扱いになっているかもしれませんが、そちらのほうがどう考えてもキツイ。こんな感じのこともDeNAならやるだろうな、という認識って意味ですからね。欧州サッカーとかなら「八百長にもほどがある!」って激怒しながら八百長グループAが八百長グループBを殺しに行くぐらいの負けなわけで、それを素でやらかすような球団はナイと思います。

ということで、「なーんだ、八百長か」という軽い気持ちで、29日の「横浜VS阪神戦」をチェックしていきましょう。


◆本気でやってるわけないじゃない!八百長だとすれば納得の失点!


先制したDeNA、中盤でひっくり返した阪神、また追いついたDeNA。9回表を終えて3-3の同点。延長戦かサヨナラか、阪神が9回裏の攻撃に臨む。先頭打者は江越大河。DeNAバッテリーはスライダー2球で簡単に追い込みます。実況席には、もうここからは打ってくれたら儲けもののボール球でも大丈夫、スライダー投げとけばそのうち振るやろ、という落ち着いた空気も漂います。

しかし、ここで投じた3球目のスライダーは、ワンバウンドするとポーンと大きく跳ねて後方へ。さりげなく空振りしていた打者・江越は、その間に振り逃げで一塁へ到達。捕球していれば振ったほうがドヤされそうなプレーでしたが、後ろに逸らしてくれたことで何やらチャンスみたいな感じになってきました。

↓ベース上でワンバウンドするスライダーを強振する打者と後逸する捕手!



レベルの高い攻防だな!

八百長Aが2万で八百長Bが5万払った感じだな!

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解説者が「振らなかったらタダのボールなんで、振ってよかった」という異次元の阪神ポジ解説を展開する中、次打者は当然のごとく送りバントを選択。簡単に一死二塁になるだろうという場面ですが、ここからさらに八百長Bは本性を露わにしてきます。何とここで送りバント処理の送球をファーストが落球すると、さらにそれをダラーッと拾いにいく緩慢プレー&ボール捕り損ねで無死一・三塁というピンチメークをしてきやがったのです。

何か、野球漫画とかでさえあまり見られないレベルの「何もないところにピンチを作り上げる」芸術的プレーの連続。これはもう野球漫画というよりは、麻雀漫画で「ゴミ手だったはずの主人公が隣にいるパートナーから欲しい牌をコッソリ渡してもらって一気にテンパイする」というイカサマの場面のほうがしっくりきます。うん、やっぱり八百長ですよね!八百長でよかった!

さぁ、もうこうなれば何をやっても点が入る形。内野ゴロを打たせてからアウトカウント数え間違いの体裁でうっかりゲッツーを狙ってみようか、それともド真ん中に投げて犠牲フライを誘おうか、あるいは確実な敗戦のためにボークしてみようか……数ある選択肢の中から八百長Bが繰り出したのは、まさかの奇策「何でもないスライダーをパスボール」だったのです。

↓走者が三塁にいるときは真っ直ぐだけで頼むわ!何もしていない阪神に強引に勝ちをつける八百長Bイスボール!


八百長Bは露骨だなwwwwwwww

代打の神様を代打の地蔵に変えたwwww

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さて、この件は八百長と結論が出ましたので、これ以上あーだこーだ言っても仕方ありません。ちょっとページが余りましたので、ここで最近買った本のご紹介でもしましょう。今日ご紹介するのは、元千葉ロッテの里崎智也さんが出された新刊「高校球児に伝えたい!プロでも間違うバッテリーの基本」です。

僕は特に野球技術に興味があるわけではないので、「太めのアイドルが新しい写真集を出した」みたいな気分で本書を購入しました。モノクロではありますが、本書には里崎がウンコするときのポーズでキメ顔をしている写真が大量に掲載されているのです。めくってもめくっても里崎という里崎地獄には、次は「セミヌード写真集だな」という予感も高まるものでした。

主旨としてはまさしく「里崎のウンコ座り写真集」なのですが、それだと商業ルートに乗せられないアングラ本になるからなのか、一応の野球技術なども紹介されています。結構勉強になる記載もありましたので、キャッチャーに興味がある方はぜひ読まれるとよいのではないでしょうか。

↓里崎の本には、キャッチャーに関するさまざまな技術論が書かれていた!
●すべてを決めるのは基本姿勢
・キャッチャーのすべてを決めるのは基本姿勢
・太ももと地面が水平になるように保ち、重心はヘソの下に
・つらい姿勢だがこれを保つことが必要
・何故この姿勢かと言うと、この姿勢を保っていればワンバウンド投球の際に、ヒザを前に落とすだけで自然に壁が作れる
・腰の位置が前にある(下に落ちていない)ので、左右への動きもスムーズになる

●ヒザをつくのは厳禁
・走者がいないときにヒザをつく選手はプロでもいる
・しかし、それは「ラクをしているだけ」である
・確かに右打者のインコースに対して、ミットを構えた手のヒジを動かしやすいといったメリットはある
・が、自分はそのメリットを感じたことはない
・(走者がいるときは結局送球などを短時間で行なうために)ヒザを立てておくのだから、ヒザを立てた状態の練習だけするほうが無駄がない
・キャッチャーの基本姿勢を貫くことができるなら、ヒザをつくという発想は出てこないはずだ

●キャッチングは「外から内」へ
・どんなコースでもミットは外側から内側へ包み込むように使う
・捕球した直後にミットを動かすのはタブー。審判の印象は最悪でストライクの球もボールと判定される
・外側から内側へ動いている途中でキャッチすれば止まって見え、審判に(ストライクかのような)錯覚を与えることができる
・低めのボールを捕るときは、下から上に持ってくるのはさすがに難しいので、(上から被せるのではなく)少しだけ手を前に伸ばしながら捕るとよい
・ミットを上から被せにいくのは厳禁。ボールをスルーして後逸する危険性が高い

●右手はヒザの上に
・走者がいない場合は身体の後ろでもいいが、走者がいる場合は右手をヒザの上に置く
・そのほうが送球にかかる時間が短くなる
・危険だと思うかもしれないが、ミットの後ろに右手を隠せば、ボールが当たって怪我をするようなことはない
・むしろ太ももの横などに置いているほうが危険

●肩の角度を意識する

・インコース、アウトコースに外れたボールをブロックするときは、肩を入れるようにするとよい
・インコースなら左肩を、アウトコースなら右肩を入れれば、自然にヒザが内側を向いて、ボールに対して正面の位置をとることができる

●走者を出したときの左ヒザの位置
・高い確率で走ってくる走者を出したときは、あらかじめ左ヒザを少し前に出すようにする
・基本姿勢の「ハ」の字のままでいるよりも、「T」の字を作るように意識すると(少し踏み込んでいるぶん)スローイングが早くできる
・これは谷繁元信さんから盗んだ

なるほど、これが里崎流か!

古田型というよりは谷繁型だな!

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ちなみに里崎というキャッチャーは、的がデカイせいか捕逸が非常に少ないのだとか。野村克也氏が2921試合で207捕逸、古田敦也氏が1959試合で104捕逸があるという中で、里崎は1003試合で19捕逸しかしていないそうで、ペース的にはダントツに捕逸の少ないキャッチャーだったのだとか。

そんな話を聞くと、僕が「里崎のウンコ座り写真集」と思っている本も、よく読むと捕逸をしないための秘訣が書いてある本なのかもしれません。「プロでも間違う」くらいの話らしいので、僕らが読んでも活かしようがありませんが草野球のキャッチャーをされている方はご一読されるといいかもしれませんね。

↓それでは最後に、アイドル写真集として里崎の本を買おうとされている方向けのレビューです!

高校球児に伝えたい!プロでも間違うバッテリーの基本

【装丁】★★☆☆☆
メインであるウンコ座りの写真が小さい

【価格】★★★☆☆
1300円という里崎としては妥当な値段

【内容】★★★★☆
ほぼ全編ウンコ座りなのは評価できるが、写真集としてはあるまじきモノクロのため星ひとつマイナス

【実用度】★★★★★
インリン・オブ・サトザキ要素は多め。マニアなら

【お宝的価値】★☆☆☆☆
キャッチャーにとってはお宝


ちなみに、里崎本では捕る前提なので補逸処理法はスルーでした!