by mkhmarketing

Twitterはダイレクトメール機能の140文字制限を廃止したり、文字数を気にしなくてすむ新機能を試験的に導入したりするなど、ユーザーが文字数制限を気にせずTwitterを利用できる取り組みを行なっていますが、ついにツイート自体の140文字制限が撤廃され長文をツイート可能になる計画が報じられています。

Twitter Plans to Go Beyond Its 140-Character Limit | Re/code

http://recode.net/2015/09/29/twitter-plans-to-go-beyond-its-140-character-limit/



「Twitterの開発チームは、従来の140文字制限をなくして、より長い文章をツイート可能にする計画を進めている」、と複数のTwitter関係者が証言しています。Twitterの文字数制限は、サービス開始時から続くTwitterの大きな特徴のひとつとして知られていますが、以前から「文字数制限をなくすべき」という声がユーザーから多く挙がっていたとのこと。

文字数制限はTwitter社内でも数年にわたって議論の的となっており、今回、CEOにジャック・ドーシー氏が新たに就任したことで議論が再浮上したとのこと。また、投稿文字数にユーザー名やリンク先のURLを含めるのかどうか、という点も運営陣の議論の対象となっているそうです。「Twitterがどのような存在なのか、また、Twitterが今後どのように発展するのかについて、ユーザーは非常に注目しています」と上級役員のひとりは語っています。



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140文字以上のツイートを投稿できるサービスとして「TwitLonger」や「OneShot」などがありますが、文章を画像やリンクに変換するサービスであり、実際に140文字以上のテキストをTwitter上に投稿しているわけではありません。

Twitterで140字以上を1ツイートで済ませられる「TwitLonger」 - GIGAZINE



Re/codeでは「長文をツイートできるようになることで、Twitterでブログの内容などの長文を直接シェアする機会が増えるでしょう」とコメントする一方で、「Twitterは140文字制限という特徴的な機能のおかげで多くのユーザーを集めています。長文投稿機能が実装されても先発のFacebookやLinkedInの勢力が大きく、新規ユーザーの獲得にはつながらない可能性があります」と推測しています。

なお、Twitterはこの件に関してコメントを控えていますが、140文字を超えるツイートを許可しようという計画のバックグラウンドとして、Facebookが「Instant Articles」というメディアが直接記事をタイムラインに流し込んで広告収益も得られる新機能を実装しており、ユーザーをできるだけ自サービスの外に出さないようにしているのと同じ仕組みを導入しようとしている可能性もあります。