おやつにケーキやクッキー、スナック菓子などを買ってしまう人は、頭を切り替えて季節の果物を選んでみませんか? 10月といえば、栗。自然な甘みがあり、少し食べるだけで満足感があるとともに、食物繊維や美肌効果のあるビタミンCや亜鉛も豊富です。

栗にはビタミンB1&ビタミンCが豊富!

栗に豊富な栄養素といえば、ビタミンB1。体内ではチアミンピロリン酸(TPP)という補酵素に換わり、糖質をエネルギーに換えるはたらきをサポートし、疲労回復にも効能がありますビタミンCといえば、かんきつ類など酸っぱい果実に含まれる印象がありますが、栗にも豊富。コラーゲンを作り出す栄養素で美肌作りにも欠かせない成分です。これから寒くなる時期には、風邪を予防する効果も期待できます。栗のビタミンCはでんぷん質に包まれていて加熱しても壊れにくいのが特徴です。さらに葉酸が含まれるので、貧血の人や、胎児の神経管閉鎖障害を防ぐため妊婦さんが摂りたい成分。葉酸は天津甘栗に多く含まれます。

美肌に効く亜鉛と便秘予防の食物繊維も

栗に含まれるカリウムは、体内の余分な塩分を排出。体のむくみがすっきりとれます。亜鉛も含有されますが、こちらは肌荒れや抜け毛を予防する成分。さらに栗の渋皮をつけて甘露煮にすれば、抗酸化作用を持つタンニンが含まれてアンチエイジング効果やがん予防効果も期待できます。食物繊維はサツマイモよりも多いので、便秘予防効果もあります。

栗はイチゴショートケーキのカロリーの半分以下

栗のカロリーは1個で21kcal、天津甘栗は11kcal、甘露煮は25kcalぐらいです。イチゴのショートケーキが300〜400kcalあることを考えると、5個食べてもケーキの半分以下のカロリーです。栄養価の高い栗は、おやつばかりでなく、栗ごはんや茶わん蒸しなどの料理にも使って旬の味を楽しみたいですね。


writer:松尾真佐代