写真はイメージです。
 今、飲食店向け「クラウド型予約台帳サービス」は、様々な企業が参入し、ネットにリアルタイム予約を提供するなど、IT化が進んでいる。これまで、飲食店の予約方法は、「電話予約が9割、ネット予約は1割」といわれてきた。しかし、2015年はまさにこの数字が変化するのではないか?というほど、台帳サービスの導入企業数が右肩上がりで増え続けている。増えた背景には、予約のオーバーブッキングを防ぐこと、忙しい日々の店舗運営オペレーションの効率化、24時間予約対応可能による飲食店側の売上向上など、飲食店への導入後のメリット、導入した店舗の成功体験が増えてきたことが大きな決定打となっている。また、導入する企業が増えたことで、我々は24時間いつでもネットから飲食店へ予約ができ、予約への手間が減り、ますます便利になった。

 しかしながら、飲食店は今でも紙で予約台帳管理するなど、アナログな対応のままの店舗も多い。クラウド型予約台帳サービスは確かに便利なものだが、導入費用、ランニングコストなどを考え、すぐに導入に踏み切れないという理由で、個人店や、小規模な店舗ほど、踏み切るタイミングが見えづらいのではないだろうか。

 そこで、今回は大手2社と新参入した企業のサービスを比較してみよう。

◆シンプルか、多機能か

 今回比較したのは、大手企業からはトレタ、ebica予約台帳、新参入企業は、TableCareというサービスをチョイスした。大手2社は今最も勢いがあり、各社との連携、サービスの導入企業数も右肩上がりで増え続けている。新参入企業は、ネット予約機能周りが使用できないものの、無料版も提供しており、これから導入してみたい、一度試してみたい飲食店には適切なサービスと判断した。

 トレタの売りは、シンプルかつ、無駄な機能を取り除き、使いやすさを徹底している点だ。紙の予約台帳に使い慣れている店舗には、かなりマッチするサービスと考える。ebica予約台帳は、予約台帳サービスだけではなく、店舗管理、オペレーションまでも手厚くフォローし、自分たちが使いたいサービスをカスタマイズできる点がすぐれたサービスである。

⇒【資料】はコチラ http://hbol.jp/62330/tenpo3

 またどちらもiPad対応となっており、専用のアプリをダウンロードすればOK。さらに2社は、多店舗展開へも対応しており、本部での管理も容易だ。費用は、トレタが月額12,000円、ebica予約台帳が20,000円。けして安い値段とは考えにくいが、多店舗展開している企業にとっては、予約のオーバーブッキングも防止でき、店舗のオペレーション向上につながり、結果売り上げもアップするよい流れを構築できれば十分に元は取れるのではないだろうか。シンプルにするか、機能面を重視するか、店舗のカラーに合わせ、ぜひ活用していただきたい。

◆小規模な店舗は無料のサービスから活用してみる

 2015年3月にサービスを提供開始したTableCareは、Android版アプリのみの提供だが、なんと無料版アプリをリリースしている。トレタやebicaと同等な予約台帳・顧客管理・配席管理機能などが使える。特に、配席管理に特化している点から考えるとebicaの使用感に近いと考える。席画面を自由にレイアウトでき、視覚的に予約管理・顧客管理まで無料で行えるので、初めて飲食店を開業するオーナー、小規模で展開する企業には、ランニングコストがかからずサービスを使用できる点が嬉しい。

 また、9,800円の有料版アプリでは、ネット予約機能、外部の予約取り込みの一元管理ができる。無料版を使いこなせるようになった際には、ネット予約の強化など、有料サービスも検討しやすいのではないだろうか。
<取材・文/HBO取材班>

トレタ:https://toreta.in/
ebica予約台帳:http://www.ebisol.co.jp/
TableCare:http://info.tablecare.jp/client