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「ONLY ONE VOICE」と評される天性のスモーキー・ヴォイスと元ボクサーという異色の経歴が話題を呼んでいるアーティスト、TEEさん。2010年にリリースして大ヒットした『ベイビー・アイラブユー』から5年、3枚目のアルバム『5年後のアイラブユー』をリリースするTEEさんに、アルバムのこと、カナダのトロントで音楽を始めたころのこと、故郷の広島への思いまで、うかがってきました!

「5年後のアイラブユー」

――9月30日にNEWアルバムをリリースされるとのこと、これに先駆けて、先日、アルバムタイトルにもなっている配信シングル『5年後のアイラブユー』をリリースされました。大ヒット曲『ベイビー・アイラブユー』の続編として作られたということですが、ご自身ではどんな曲に仕上がったと思われますか?

『ベイビー・アイラブユー』から5年たって、もう1度ラブソングと向きあいたいと思って書いた作品なので、5年前の自分が伝えきれなかった「アイラブユー」を歌えたかなと思っています。

――この5周年というタイミングで『ベイビー・アイラブユー』の続編を書かれようと思われたきっかけはあったんでしょうか

『ベイビー・アイラブユー』が大きな存在になりすぎて、歌いたくない時期があったんですけど、5周年を迎えて、もう1度『ベイビー・アイラブユー』と向き合いたいと思ったのがきっかけです。5年たった自分が今『ベイビー・アイラブユー』を歌ったらどんな曲になるんだろう? と考えながら作った曲です。

――歌詞も続編をイメージして書かれているんですよね?

そうですね。『ベイビー・アイラブユー』をリンクさせるような歌詞を書きました。『ベイビー・アイラブユー』を楽しんでくれた人が、あの頃を思い出したりできるといいなと思っています。

――「約束は小指から薬指へ」という歌詞にすごくときめきました

いいよね、あの歌詞。レコーディングは沖縄でやったんですけど、あの部分、なかなか歌詞がうかばなくて。どうしようと思ったんだけど、沖縄の海を見ていたら、わーって浮かんできたんです。

――沖縄の海で!

曲も歌詞も決まっていたんですけど、何か違うなと、レコーディング前日に作り直したんです。『ベイビー・アイラブユー』を超える曲を作りたいと思いながら作っていたんですが、そうではなくて、ただのラブソングを超えようとしてるなぁと思って。『ベイビー・アイラブユー』の主人公が5年後に何を言うのかというところを書かないと意味がないよね、という話をスタッフの方々として。

――それで書き直されたんですね

レコーディング前日に、全部書き直しました。出来上がったときは、大満足の出来で。めちゃくちゃうれしかったです。



――MVにも『ベイビー・アイラブユー』と同じ矢野未希子さんが、歌詞と同じく髪を切った姿で登場していますね

はい。5年前にMVを撮ってくださったカメラマンさんが今回の監督さんで、スタッフも同じ。5年間を一緒に歩んできた人たちなので、本当にこの5年間が詰まったMVになりました。




――一緒に成長してきた、みたいな感じですね。沖縄ではよくレコーディングされるんですか?


2年前くらいからです。沖縄の環境がすごく自分にフィットしているのか、曲が生まれるんです。

――アルバムについてもおうかがいしたいのですが、どんなアルバムに仕上がったと思われますか?

5年間走り続けてきた自分の曲を詰め込んだ、今のTEEを表現したアルバムになりました。未来へ向けての始まりにもなったと思っています。『ベイビー・アイラブユー(Last Session)』という曲を入れているんですが、挑戦している曲を入れつつも、原点から未来へ向かって、新しいスタートを切ったアルバムです。

故郷、広島への思いを歌に

――最後に入っている曲『DON'T CRY HIROSHIMA』は 、TEEさんが初めて作曲された曲ですよね
そうですね。アーティストになろうと決めて、一番最初に書いた曲です。

――この曲を1番最後に入れたのは、原点を入れようという思いからですか?

広島出身の自分は、今までも原爆に関するセレモニーやいろいろな行事に参加してきていて。今年、原爆投下から70年ということで今一度、広島にああいう歴史があるということを伝えたいし、忘れちゃだめだよ、ということを伝えるために、今回のアルバムに入れました。ずっと歌い続けていきたいと思っている曲です。



――やっぱり、幼いころから戦争の状況とか、原爆投下時の話を聞くことは多かったんですか?
そうですね。常に聞いていました。毎年夏になると、戦争にあった方がいらして、そういう話をしてくれました。でもそういう人がもう、ほとんどいなくなってきていて。そういうのを伝える人っていうのが少なくなってきた中で、次世代の自分たちがどうやって、伝えていかなきゃいけないんだろう?ということを考えています。

――この曲はカナダのトロントで作曲されましたけど、カナダという遠い場所にいて、広島のことを歌った曲を作ろうと思われたのはなぜだったんですか?

カナダで「どこ出身?」と聞かれて「日本の広島」と答えると、知らない人がいないんですよ。

――「あの広島か」となるんですね

そうそう。広島のほうが東京より知っている人もいて。でも決して喜べる歴史ではないじゃないですか。そんなときに、外から見た広島というものを考えて、自分には何ができるんだろうと思って書いた曲なんです。曲の1番はカナダで書いたんですけど、1番しか書けなかったんですよ。で、帰国して広島に帰ったときに、自分だけじゃなくて、みんなで広島という街を盛り上げていくんだなって気づいて。「俺が育った町、俺が派手に盛り上げたい」っていう2番が生まれたんです。
 

――悲しい歴史があるけれど、次世代の人たちが盛り上げていこうと。他の曲についてもうかがっていきたいんですが『アフター5』はすごく楽しい曲ですね!

ありがとうございます。自分の回りのサラリーマンの方を見て、その日常を歌った歌です。

――仕事終わりにキャバクラに行くとか、上司の誘いをどうやって断るかとか、リアリティーがあって楽しかったです

あと、自分がもしサラリーマンだったら、たぶんこういう人物だっただろうな、というのを想像しながら書きました。たいこ持ちもするだろうし、キャバクラも行くだろうし(笑)。

――もしミュージシャンになっていなくて、サラリーマンになっていたら、何をしていたと思いますか?

たぶん営業ですね。人と話すのも好きですし。大学生のとき、就職活動は途中までしていたんですよ。警視庁も受けて、最終面接までいきました。

――すごい! やっぱりボクシングをされていたから……

あと旅行会社とか銀行も受けました。


――でも就職はせずに、留学をされて、音楽の道が開けたんですね。『ベイビー・アイラブユー』でラブソングの印象が強いと思うんですが、5年たって、音楽で表現したいことは変わってきましたか?

ラブソングで知られてはいますけど、昔からいろんな曲を歌っているので、そこは変わっていないですね。派手なパーティーソングも歌ってますし、ひとつのジャンルにこだわるつもりもないんです。「レゲエシンガーですか?」ってよく聞かれるんですけど、そうではないですね。僕の中では、いろんなジャンルをやりたいので、今回のアルバムはTEEのスタイルがいい感じで出たなと思っています。

――特にこれはいい曲になったな、と思う曲はありますか?

『5年後のアイラブユー』はアーティストをやっていて、こんなに歌が書きあがったときに嬉しかったことはなかったですね。あとは『虹』という曲なんですけど、これは自分の中でずっと眠っていた曲なんです。メジャーデビューして、最初は自分との葛藤があったり、壁にぶち当たることもあって。そういうときに書けた曲なので、いまだに聞いていて、涙がぽろっとこぼれたりすることもあります。スポーツ選手の方とかにも聞いてもらいたいなって思っています。



留学中にめざめた音楽の魅力

――TEEさんは元ボクサーということですが、カナダで音楽に目覚めて、帰国後に広島で音楽活動をされてデビュー。カナダで音楽にひかれた理由は何だったんですか?

そうですね……ずっとうまい、へた、という勝負の世界で生きてきたんです。ボクシングは勝負の世界なので。でも、音楽を最初に教えてくれた人が、音楽はそうじゃない、って言ってくれたんですよ。音楽というのは勝ち負けじゃないし、うまい、へたでもないと。それを聞いて、全然違う道だなと思えたんです。自分には勝たないといけないですけど、他人との勝ち負けではないと。

――すてきですね

その人から『自分も楽しいから、君も楽しく歌えばいいんだよ』って教わって。音楽ってすげえ楽しいなって思ったんです。ボクシングとは違うな、違うから足を踏み入れたいなって思ったのがきっかけですね。

――音楽はみんなで楽しむものだと

音楽の世界にも、いるんですけどね、「勝ちとってやる」「絶対負けたくねえ」って言う人も。でも俺は、そういうのがあまりなくて。自分が納得いく音楽、カッケー、楽しい!っていう音楽を生むことが自分の役目だと思っているので。



――それで帰国して広島に帰られてから、音楽活動を始めたんですね

広島に帰ってきてからは、とにかくカナダに住んでるやつらに、俺こんだけがんばってるから、ってとこを見せたいと思って。とりあえず有名になってやろうと思ったんです。そのころはすごい奇抜でしたよ。

――奇抜?

はかまで歩いてみたりとかしました。金のはかまにアフロでライブしてみたり。その格好でクラブでマイクジャックして、盛り上げたり。ラジカセ背負って歌ったり。そうしたら、広島ですぐうわさになって。「なんか変なやついるよね。ミスターTEEっていう」って。

――ミスターTEE!

そう。「ミスターTEE」っていう名前でやっていて。「どっしゃんがっしゃん騒いだあとに、最後『DON 'T CRY HIROSHIMA』っていう歌、歌って去るやつでしょ」みたいな。

――最後はマジメだなと

そんなのやってたら、東京のアーティストが来るときに「TEE、ちょっと前座で盛り上げてくれ」と頼まれるようになって。前座フィーバーしてたんです、いろんなとこで。そしたら、レコード会社の人が注目してくれて。「東京来て、デモ作りなよ」って声がかかって。それで、デモを5曲作ったんですよ。その中に「ベイビー・アイラブユー」も入っていて。

――なるほど

そこから『ベイビー・アイラブユー』と、その5曲を引っ提げて、いろんな所でライブしてたんです。そしたら、『ベイビー・アイラブユー』を出したいって言ってくれた会社が、すごいたくさん現れて。メジャーデビューが決まって、今に至ります。

――すごく早いスピードでここまで来られて。少し休みたかったりします?

それはあまりないですね。すべてが楽しい。曲を生み出すときはつらかったりしますけど。なんか、夢を決めて、その夢に進んで行くことはできる。そんなに難しくないことだと思うんですよ。

――難しくないですか!

だって、やりたい事をやればいいだけじゃないですか。でもそれを、極めたり、継続させたりしていくことは、すごい難しいなって思っていて。だからこの道に進んだんだったら、極めて行こうって、腹くくった時からは、すごく簡単な道じゃないなっていうのは感じます。自分1人だったらいいんですけど、今は仲間がいて、チームになって、目指す場所があるので。

――今後目指したい方向性はどんなところですか?

やっぱり武道館ですね。立ってみたいです。あとは、じいちゃんばあちゃんが、紅白歌合戦を見てるんで、そこに出たいっていう気持ちはあります。



――プライベートのTEEさんについてもおうかがいしたいです。音楽のほかに、趣味はありますか?

人が好きなんで、しょっちゅう飲みに出たりしてますね。クラブ行ったりとか。落ち込んだときも、クラブに行って派手に踊ります。ひとりでも行きますよ。そこでいろんな音楽を聞くこともできますしね。

――そこからインスピレーションを受けたりもするんですね

あとは、セッションが好きなんで。ミュージシャン仲間と集まって、音を作るのがやっぱり楽しいですね。

――今、仲のいいミュージシャン仲間はどなたですか?

この間、ハワイでDef Techと3人で遊びました。

――ハワイ! いいですね〜!

クラブでMicro(マイクロ)とShen(シェン)と歌って。そうしたら、全然音楽やってない人も、勝手に歌いだしたりして。輪ができて、セッションしたり。そういうのもずっとカナダでやって来たことなんで、面白いですね。

――音楽があっての人生ですね! 最後にアルバムを聞かれるLINEユーザーの方々へメッセージをいただけますか
LINE MUSICでも僕の曲を聞くことができるので、ワンクリックで聞いてみてください。音楽ってほんと、人生変えられるぐらいの力があるもんだ思っています。そのワンクリックで、TEEの音楽を聞いたら、人生が変わると思います。ここから5年、10年、20年って活動を続けていくので、一緒に音遊びを楽しみましょう!

――ありがとうございました!





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2015/09/29 22:15:02


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それでは、また。

(撮影/クマ、取材・文/Mikity)