Doctors Me(ドクターズミー)- ノロウイルスに感染した子どもの嘔吐物、二次感染を防ぐ処理法

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保育園、幼稚園、小学校での感染拡大を徹底的に防ごう

保育園、幼稚園や小学校など集団生活の場では、冬になると急性胃腸炎が流行ります。そんな時期は特に、子どもの吐物の片づけ方に注意が必要です。ここでは、冬によく流行するノロウイルスによる吐物の処理方法をご紹介します。ノロウイルスは感染力がとても強力。なかなか死滅しないので、拡大しやすいのです。石鹸やアルコールの消毒だけでは不十分。適切な処理をしないと家族内での感染にも……。

コレが正しい、処理方法

1:片づけをする人は、マスク、手袋、エプロンを着用(できれば使い捨て)。そして、大きなビニール袋の口を広げておきます。

2:吐物で汚れた床は、ペーパータオルで大きく覆い、その上に0.1%次亜塩素酸ナトリウム溶液を注ぎ10分間放置します。その後、吐物をペーパータオルごと、外側から中心に向かってかき集めるように回収し、ビニール袋にいれます再度床を、0.1%次亜塩素酸ナトリウム溶液を染み込ませたペーパータオルでふき、最後に水拭きします。

3:マスクや手袋は捨て、できればエプロンも捨てるか0.1%次亜塩素酸ナトリウムまたは85℃以上の熱湯で1分間以上煮沸消毒します。拭き取ったペーパータオルや手袋などはビニール袋に密閉します。

4:後片付け後は、丁寧に手を洗い、うがい、洗顔もしましょう。

消毒に使う0.1%次亜塩素酸ナトリウムの作り方

台所用の洗剤として手に入るのは、5〜6%の次亜塩素酸ナトリウムを含んだ製品ですので、まず2Lのペットボトルに50ml(ペットボトルのキャップが1杯約5ml)の次亜塩素酸ナトリウムを入れたら、そこに水を半分加えてよく混ぜます。さらに、ペットボトルにいっぱいになるように残りの水も加えます。
この、溶液は時間が経ったり、何かが混ざったりすると殺菌力が落ちますので、作り置きをせず、使うときに作るようにしましょう。また、刺激が強いため、直接ヒフに触れないようにし、換気も十分に行うようにしましょう。

まとめ

家族内や、園内、学校内での感染拡大を防ぐためにも、大人が適切な方法を身につけて、ノロウイルスから子どもたちを守ってあげましょう。

(監修:Doctors Me 医師)