通算1168打点で歴代25位の中日・小笠原にあと1

 今季限りでのソフトバンク退団を表明した松中信彦内野手が29日の楽天戦(ヤフオクドーム)で今季初安打&初打点をマークした。試合は5-10で敗れたが、ナインはベンチ前で出迎えてハイタッチで祝福した。

 楽天の守護神・松井裕を豪快なフルスイングで打ち砕いた。6点を追う9回2死一、二塁。初球。145キロ直球を引っ張った打球は一、二塁間を鋭く破った。今季10打席目で飛び出した待望の今季初安打は右前適時打となった。

 5点を追う7回1死一塁で、李大浩の代打で登場した。この打席では右腕・福山に対して初球から積極的に振っていったが、中飛に倒れていた。ただ、ここで終わらないのが、かつての3冠王。プロ20年目となる来季の現役続行へ向け、健在ぶりを見せつけた。

 昨年8月10日の日本ハム戦以来、415日ぶりのヒット。これで歴代26位の通算1168打点となり、今季限りで引退する同25位の中日・小笠原にあと1点に迫っている。

 ホークスファンの人気は絶大だ。代打登場がアナウンスがされると、場内は大歓声。打席中は「信彦コール」が鳴りやまず、スタンドには「まだまだいける」、「ドカンと一発」とプラカードを持つファンもいた。7回攻撃終了後に席を立つファンも目立ったが、試合終了後は敗れたのにも関わらず、場内は「信彦コール」が鳴り響いていた。