Doctors Me(ドクターズミー)- 過去には今井翼も!? 緊急入院にまで至った「メニエール病」とは?

写真拡大

ストレスで発症?!誰もが発症の可能性をもつメニエール病

2014年11月、今井翼さん(33)が体調不良で緊急検査入院となり、話題となりました。過去には、

・鳥越俊太郎さん(ジャーナリスト)
・ハイヒールモモコさん(お笑い芸人)
・久保田利伸さん(歌手)

などがメニエール病を発症しています。

メニエール病は女性に多く、発症年齢は30歳代後半から40歳代前半がピークだと言われています。しかし、性別・年齢に限らず、誰もがこの病気を発症する可能性は持っているのです。

メニエール病の症状とは?

メニエール病は、内耳の病気で、

・繰り返すめまい
・難聴
・耳の閉塞感
・耳鳴り

などを伴います。
これらの症状が悪化、軽快を繰り返します。難聴は、低い音が特に聞こえず耳鳴り、めまいに連動して変動します。一般に、片側の内耳の障害ですが、時には両側とも障害されることがあります。

メニエール病のめまいの特徴

メニエール病のめまいは、不定期に繰り返し、往々にして、精神的ストレスや過労が発作の誘因となります。
めまいを繰り返す間隔は人によって違い、数日〜数ヶ月、あるいは1年に1回など様々です。激しいめまいは、普通30分〜数時間続きます。めまいの軽快とともに、耳鳴り、耳の閉塞感、難聴は軽くなったり、消失したりします。めまいが激しいときは、これらの症状以外にも、吐き気、嘔吐、冷や汗、動悸が起こります。

どんな人がなりやすい?

メニエール病、というと、若い女性がストレスでめまいを起こす病気、というイメージがあるのではないでしょうか。メニエール病を引き起こすと考えられているのは、ストレス、睡眠不足、疲労、気圧の変化、几帳面もしくは神経質な性格です。

メニエール病は完治できる?

病気が完成しないうちに、早期の判断と治療を始めることによって、メニエール病の進行を食い止めたり、治癒させたりできます。

しかし、病気が完成してしまい、めまいと難聴の悪化と軽快を繰り返しているうちに、身体の平衡の乱れや難聴が進行し、治らない状態になってしまいます。

具体的な治療方針と、対処法

残念ながら、メニエール病の原因は今のところ不明です。そのため、根本的治療法はありません。現在のところ行われている基本的な治療は以下のようになります。

原因の1つと考えられているのが、内耳のリンパ腔が大きくなっている(内リンパ水腫)ことです。そのため、内リンパ圧を下げる利尿剤を使います。
また、血流改善剤やステロイド剤を使うこともあります。めまいが起こっているときは、前庭反射を抑制するということから、鎮静剤を使うことがあります。めまい発作が薬でうまくコントロールできない場合は、手術を行うこともあります。

メニエール病の誘因になるのは、しばしば、長期にわたる精神的緊張の持続、過労、睡眠不足が見られます。そのため、ライフスタイルの改善、ストレス解消方法を見つけるなども大切になります。