「やせたいけど運動はめんどう!」という人にぜひ知ってほしいのが、フォルスコリンという成分。運動しなくてもこの成分を摂取すれば脂肪が分解されてダイエット効果が期待できるといわれる、夢のような成分なのです。ここではフォルスコリンを活用し、健康的にやせる方法をご紹介しましょう。

フォルスコリンってどんな成分なの?

フォルスコリンは、インドやネパールで育つ「コレウス・フォルスコリ」というシソ科の植物の根に含まれる成分です。インドでは伝統医学のアーユル・ヴェーダで心臓や肺の病気治療に用いられてきました。フォルスコリンには血管を拡張し、血圧を下げて血流を促進するはたらきがあります。そのため心臓機能が高まり、血栓ができにくい体になるのです。眼圧を低下させる作用もあり、視力が低下したり視野が狭くなったりする緑内障を予防する成分として、目薬にも配合されています。そして脂肪の分解をサポートするので、ダイエット食品にはよく配合されているのです。

脂肪を分解するしくみは?

フォルスコリンは、細胞膜に存在するcAMPという情報伝達物質を作り出す酵素アデニル酸シクラーゼを活性化します。アデニル酸シクラーゼは、交感神経の機能を高めるはたらきを持っています。人間が活動するときには交感神経がはたらいて、心拍数が上がり、汗の分泌を促進するなど、エネルギーが消費しやすい体になります。そのため、脂肪が分解されて脂肪の燃焼が進むのです。

フォルスコリンの副作用

フォルスコリンは血流をよくするため、冠血管拡張薬を服用している人が摂ると心臓の血流が促進されて脈拍が上がり、めまい、立ちくらみ、息切れなどの症状が出ることがあります。また低血圧の人や高血圧の薬を飲んでいる人は血圧が下がりすぎる傾向が見られます。必ずお医者さんや薬剤師さんに相談してから服用するようにしましょう。胃酸の分泌も促進するので、吐き気、胸やけ、消化不良、胃痛などになることも。サプリメントなどの摂取量は必ず守って、副作用がある場合は服用を控えてください。


writer:松尾真佐代