モロッコの味を体験!「ワールド・ブレックファスト・オールデイ」の9・10月メニュー

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世界の朝ごはんをコンセプトにした外苑前のカフェ「WORLD BREAKFAST ALLDAY(ワールド・ブレックファスト・オールデイ)」では、2カ月ごとにひとつの国の朝ごはんをピックアップ。2015年9月1日(火)から10月28日(水)までは、「モロッコの朝ごはん」(1620円)をいただけるそう。今回15カ国目の朝ごはんメニューとなるけれど、実はアフリカの朝ごはんは初めてとか。そこで、広報担当の堀内さんに詳しく聞いた。

今回の「モロッコの朝ごはん」のメインとなるのは、モロッコ風のパンケーキ「バグリール」と、四角い形のクレープ「ムサンメン」。どちらもパスタ原料のセモリナ粉を使っていて、ビジュアルも個性的。

「モロッコのパンケーキ『バグリール』は、表面にあるぷつぷつとした穴の見た目が特徴。上からふりかけてある、くだいたナッツと粉砂糖とともに味わってください。もちもちとした食感を楽しめる『ムサンメン』は、たっぷりのバターとハチミツといただくのが、一般的な食べ方です」(同)

現地ではタジン鍋で作ることが多いという「ベルベルオムレツ」も登場。こちらは、煮込んだトマトとタマネギなどの野菜に卵を落としたもので、トマトの酸味とクミンなどのスパイスの相性も絶妙。その脇に添えられている、刻んだキュウリやトマトにたっぷりのイタリアンパセリとコリアンダーを加えた「モロカンサラダ」は、コリアンダーの風味がクセになる一品とか。
ドリンクには、たっぷりのスペアミントと砂糖を合わせた「ミントティー」(734円)やスパイス入りのモロッコのカフェオレ「ノスノス」(734円)など、現地の定番が並ぶ。

「ミントティーはモロッコでとても親しまれている飲み物で、1日に10杯飲む人もいるそうです。甘さと苦みのバランスがよく、お食事にもデザートにも合います」(同)

このほか、しぼりたての「フレッシュオレンジジュース」(734円)や、とろっとした食感の「アボカドミルク」(734円)などの街角にあるジューススタンドの人気メニューのほか、フルーティな味わいの「モロッコワイン」(赤・白・ロゼ/各734円)など、現地のアルコールも。

「ナッツ入りの香ばしいクッキーとドライフルーツを盛り合わせた『モロカンクッキー』(540円)や、シロップ漬けのクレープ『バグラヴァ』(540円)など、お茶の時間にぴったりのスイーツもご用意しています」(同)

アフリカ大陸の北西に位置するモロッコは、先住民族のベルベル人の文化にイスラム教が融合したり、20世紀前半はフランスとスペインの植民地であったりした背景があって、その文化には多様性があるのだとか。そんなモロッコのグルメをたっぷり味わったら、その文化や国への興味も湧いてきそう。