同節に敗北を喫した北の3クラブ【写真:Getty Images】

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 今季のセリエAでは波乱が続いている。イタリア『ユーロスポーツ』によれば、今節は1994年以来となるユベントス、ミラン、インテルの“北の3クラブ”が同節に敗北したのだ。

 絶対王者のユベントスは宿敵ナポリと対戦。MFロレンツォ・インシーニェとFWゴンサロ・イグアインのゴールによって、1-2で敗北を喫した。また、ミランはジェノア相手に0-1と敗戦。インテルもフィオレンティーナ相手に1-4と大敗を喫した。

 北の3クラブが最後に同節に揃って敗北したのは1994/1995シーズンの第6節。ユベントスはフォッジャに、ミランはパドヴァに、インテルはバーリにそれぞれ敗北した。

 しかしながら、同じ敗北といっても3クラブの状況は異なる。インテルは大敗を喫したものの、相手は現在首位のフィオレンティーナ。インテルは開幕5連勝で2位と好調だ。一方でミランは調子は上がらないものの徐々にシニシャ・ミハイロビッチ新監督の形が見え始め、ミラノダービーでの敗北も含めての10位。昨季に比べれば希望が見える状況となっている。

 深刻な問題を抱えているのがユベントス。史上初となる開幕戦ホームで黒星をつけ、ここまで1勝2分3敗と低迷している。昨季までの主軸であるアンドレア・ピルロ、カルロス・テベス、アルトゥーロ・ビダルに加え、フェルナンド・ジョレンテやキングスレイ・コマン、アンジェロ・オグボンナ、シモーネ・ペペ、マルコ・ストラーリらを放出し、世代交代を急いだことが裏目に出ている。

 現在、順位表の上で首位に立つのはフィオレンティーナ。そして、それに続くのはインテル、トリノ、サッスオーロと、まさに「波乱」の状況だ。今季セリエAを勝ち取るのはどこのクラブとなるのだろうか。全く予想できない展開が続いている。

text by 編集部