ヤスケン主演映画に豪華俳優陣、“脇役”主人公を取り巻く9人発表。

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俳優の安田顕(41歳)主演の映画「俳優 亀岡拓次」(監督・脚本:横浜聡子)に、大ベテランから超個性派、若手イケメンまで、錚々たる俳優がズラリと並んだ豪華キャスト陣が発表された。

本作は人気演劇ユニット・TEAM NACSのメンバーで、映画にドラマ・舞台とひっぱりだこの個性派俳優・安田が、“脇役”で待望の映画主演に挑んだ作品。安田が演じるのは、テレビでも映画でも、時代劇でもドラマでも、見かけたことある役者の役だ。見かけたことはあるけど…それがどこだったか、何という作品だったか、いわんやぱっと名前が思い浮かぶこともない…という脇役俳優・亀岡拓次。泥棒、チンピラ、ホームレス…演じた役は数知れず。大作(の脇役)から自主映画(の脇役)まで、声がかかる限りどこにでもどんな役でも駆けつける、監督から重宝される俳優を演じる。

今回発表されたのは、亀岡がロケ先の居酒屋「ムロタ」で出会い恋に落ちる安曇を演じる麻生久美子、亀岡の俳優仲間・宇野泰平を演じる宇野祥平、亀岡が参加するVシネの監督・山之上を演じる新井浩文、インディーズ映画の監督・横田を演じる染谷将太、亀岡が参加した作品の主演をつとめるイケメン人気俳優・貝塚トオルを演じる浅香航大、亀岡行きつけのスナック・キャロットのママを演じる杉田かおる、亀岡のマネージャー・藤井役の工藤夕貴、亀岡が初舞台を踏むことになる陽光座の座長で大女優の松村夏子を演じる三田佳子、日本映画の重鎮・大御所古藤監督を演じる山崎努の9人。

日本映画界を背負ってきた超ベテラン大御所俳優から、欠かすことのできない超個性派バイプレイヤー、これからの邦画界を背負う新鋭から、演技派イケメンまで、錚々たる豪華キャスト陣が集結した。

映画「俳優 亀岡拓次」は2016年1月30日(土)、テアトル新宿ほか全国ロードショー。

☆麻生久美子 コメント

監督は、前と変わらず妥協しない姿がとてもカッコよくて素敵で、その姿が見られただけで幸せでした。私の撮影はすぐ終わってしまいましたが、居心地が良く楽しかったです。(安田顕さんは)リアリティを追求する役者さんだなと思いました。お酒を飲んでいるシーンでどんどん酔っていく姿が亀岡さんにしか見えず、素敵だなと思いました。

☆宇野祥平 コメント

横浜組に参加するといつも映画を超えて自分自身のことも考えさせられます。普段、他人のことをわかろうとしてしまう自分がいますが、他人どころか自分のことも全然わからないということを突きつけられます。とても大事な時間でした。安田さんが劇中の関係性を撮影外でも作ってくれたので、もしかしたら僕だけが知っている安田さんの印象は俳優亀岡拓次そのままなのかもしれません。

☆新井浩文 コメント

幸薄そうな顔の横浜監督が、結婚できたと聞いてほっとしました。

☆染谷将太 コメント

現場には1日の参加でしたが、横浜さんが意図せず作り出すあの現場の空気感は忘れません。っあ、横浜さんの映画の匂いがするって思いました。安田さんは、シャイだけど打ち解けるととてもダンディでお茶目なヤスケンさんが出てくる。(打ち解けるまでに約2年かかりました)またゆっくり呑みましょう。

☆浅香航大 コメント

とても面白い本だと思いました。横浜監督の穏やかで独特な雰囲気から溢れ出る情熱的な気持ちをヒシヒシと感じました。この作品に参加できた事をとても嬉しく思います。

☆杉田かおる コメント

横浜監督は、感性が素晴らしく繊細なのに大胆で隅々まで演出が生き生きしていてとても新鮮でした!安田さんとは以前舞台でもご一緒させて頂いたのですが、とても真面目で真摯な姿勢で役に取り組んでいらっしゃるところと底抜けに明るいところが北海道の大地を彷彿させる素晴らしい俳優さんだなぁと思います!

☆工藤夕貴 コメント

私は横浜聡子監督が好きだ!映像から溢れる独特のオフビート、そこはかとなく子供が唇を突き出して拗ねているようなその世界観には、シュールで荒廃した空気が漂っている。それなのに、なぜだか温かい気持ちになる。監督がちあきなおみの歌を歌うその声も好きだ!私が男なら監督と結婚したい…?!とさえ思っている。この作品にも監督の愛がある。そして私はその中に新しい自分を探しているのだ。

☆三田佳子 コメント

(横浜監督は)作家であり演出家でもある横浜監督は、鋭い感性で、確固たる独自の世界を持っていらっしゃる。一方で女性らしい細やかさと柔らかさで、懐深く私の女優人生をまるごと受け止めて頂けた思いが致します。ご一緒できて、ほんとうに嬉しかった。作品の完成を、心から楽しみにしています。
(安田顕さんは)よくぞ、揉んでくれたわね(笑)。安田さんが「俳優 亀岡拓次」を演じているのか、「俳優 亀岡拓次」が安田さんの身を借りてそこにいるのか。衣裳合わせで初めてお会いした時から、オンもオフも、ほんとうに自然体で役に集中し続けていらっしゃったのが印象的でした。また、ご一緒したいですね。