トリプルスリー当確も…さらなる偉業に暗雲

 ソフトバンクの柳田悠岐外野手(26)が、27日のロッテ戦(QVCマリン)で今季初めてスタメンから外れた。前日に受けた死球の影響により大事を取ったもので、今後数試合は欠場する可能性もある。

 アクシデントが襲ったのは、26日のロッテ戦(QVC)だった。初回に回ってきた第1打席。1ストライクから、ロッテ先発のイ・デウンが2球目の真っすぐを引っかけた。足元を襲った148キロのボールは懸命に避けた柳田の左膝付近に直撃した。

 苦悶の表情を浮かべて、グラウンドに倒れ込んだ背番号9。そのまま立ち上がることが出来ず、コーチ、スタッフに担がれるようにしてベンチへと消えた。その後、代走・福田秀平がコールされ、途中交代した。

 試合後は、左膝をテーピングで巻き、自力で歩いてバスへ乗り込んだ。チームトレーナーによると、死球が当たった箇所は左膝裏の内側付近。骨への直撃は避けられたようで、骨折などの疑いはないということで病院には行かず、アイシングなどで様子を見た。

患部に内出血…CS控える中、無理は禁物

 患部に内出血があるため、27日はチームのアップにも参加せず、安静に務めていた。今後の試合の出場可否については患部の様子を見ながら、決めていくことになる。

 27日のロッテ戦で136試合目となり、今季は残り7試合。柳田はここまで打率3割6分5厘、34本塁打、99打点、32盗塁。トリプルスリーは確実としているが、西武・中村剛也に3本差に迫っていた本塁打王争いを制するのは、いささか厳しくなった。今後の欠場数次第では大台の100打点にも届かない可能性がある。

 クライマックスシリーズを控えているだけに、首脳陣としても無理だけはさせたくないところだろう。ほんの少し当たり所が悪ければ、長期離脱にもなりかねなかっただけ、そこだけは不幸中の幸いだった。

 今季、球界を沸かせてきたソフトバンクの至宝。元気よく、そして、スッキリと気持ちよく、シーズンを終えてほしいものだ。