本でご飯がおいしくなる!? 新米の季節に読みたい本をコンシェルジュがセレクト

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秋の味覚を代表する食べ物として、“新米”を思い浮かべる人も少なくないのでは? おいしい新米はちゃんとおいしくいただきたいもの。そこで、本、映画、音楽など、それぞれの分野に精通したコンシェルジュが案内してくれる、代官山 蔦屋書店の料理本のエキスパート・桑田さんに、ご飯がもっとおいしくなる本を3冊紹介してもらった。新米を炊く前に、ぜひ手に取ってみて。
◆読むだけでお腹がすいてくるおいしいエッセイ集


「寄稿した39名の作家たちのご飯にまつわるエピソードや、子供の頃の思い出の味について綴ったエッセイ集です。参加している作家はさまざま。読み物としても読みごたえのある1冊です。ふっくらと炊き上がった、ごはんのいい香りの描写はさすがの一言。読んでいると、お腹がすいてきてしまいます。読後は、今日はおいしいご飯を炊こう!と思える、おいしい読み物です」

“ごはん”のおいしさを存分に伝えるエッセイを39編収録。安野モヨコ、伊藤比呂美、酒井順子、池澤夏樹らなど、寄稿したのは、ご飯を愛する豪華作家陣。

『つやつや、ごはん(おいしい文藝)』安野モヨコほか著/河出書房新社/1728円

◆白米と一緒にいただきたいご飯のおともが満載!


自由が丘・白山通りにある米屋「白山米店」では、水曜日だけお弁当屋さんがオープン。お弁当のメニューになっているお母さんが作る42品を娘さんの手書き文字で綴った、かわいらしいレシピ集。

「実家の味が恋しくなった時に、作りたくなるメニューが満載なのがこちら。お弁当として販売している白山米店のお母さんが作る滋味深いおかずをまとめたレシピ集です。春夏秋冬ごとに旬の食材で作るレシピを紹介しています。旬なものを食べられるというのもいいですよね。お釜で炊く、おいしいお米の炊き方の紹介もしているので、新米の時期に一度試してみてください」

『自由が丘3丁目 白山米店のやさしいごはん』白山米店のお母さん(寿松木衣映)著/ミシマ社/1728円

◆ごはんにかけていただく最高の一品料理のレシピ集


「ご飯にかけて食べる煮込み料理を紹介しています。しかも作り置きができるものだけ。週末に作っておけば、時間がないときに活用できる優れモノです。白いごはんさえあれば、温めるだけでおいしい食事をいただけるって幸せじゃないですか? チキンのクリーム煮やボルシチ、スペアリブの豆鼓煮など、バリエーションも豊か。見た目も華やかなので、おもてなし料理としても使えます」

料理教室などを行う「studio SPOON」の主宰者でもあり、料理研究家である著者が紹介する、ご飯にかけていただく煮込み料理のレシピ集。鶏肉、魚介など、食材ごとにメニューを紹介している。

『煮込み料理をご飯にかけて 作りおきして安心。ひと皿で大満足。』坂田阿希子著/1620円/文化出版局