Doctors Me(ドクターズミー)- 【Dr.黒田愛美のコラム】vol.11:ダイエットがうまくいかない…その原因は「遺伝子」にあり!?

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前回より、体系維持のため、あるいはダイエットのため、「食事と運動をストレスなくバランスよくする方法」について書いていますが、「食事療法」の中でまずお薦めするのは「遺伝子検査をしてみること!」です。

痩せない原因は"遺伝子"を調べると分かる?


実は、

糖質を分解しにくい人、しやすい人、
脂質を分解しにくい人、しやすい人
遺伝的に太りやすい人、
筋肉がつきづらい人

など、いろんなタイプの方がいらっしゃいます。

「糖質制限ダイエット」が流行っているからといって、ただ糖質をぬけばいいと思っている方いませんか?しかも、なのに思った以上にやせない…とか、頑張って筋トレしているのになかなか筋肉がつかない…という方はいませんか?

実は、それは「遺伝子」レベルの問題かもしれません。

例えば、私も遺伝子検査をしましたが、私の場合は「糖質は分解しやすいけど脂質は分解しにくい」「タンパク質合成能(筋肉のつきやすさ)が低い」という体質でした。今まで「糖質抜きダイエット」をしたことがありますが、当時は「糖質は食べちゃだめだけど脂質とタンパク質はいくら食べてもいい」とスポーツトレーナーからのアドバイスでした。でも一向に痩せませんでした。

今思えばそりゃそうです。だって私のDNAは「脂質で太る」んですもの…といったように、人によって「体質」が違うのです!

※ちなみに私はめちゃくちゃ「冷え性」ですが、これも脂質を分解できない→ 脂肪が燃焼できない→ 熱が作れない→ 冷え性、というメカニズムで説明がつきます。最近、遺伝子検査はインターネットなどでも気楽にできますが、クリニックやちゃんと直接解析してもらえる施設などで専門家からのアドバイスをもらえるほうがお勧めです。

食事の管理は、自分の体質を知ってからがおすすめ!


また、実は私は、みんなによくびっくりされますが、こんなに運動しているのに体脂肪は常に22-25%程度あります!これも脂肪を分解しにくい上、タンパク質(筋肉)合成能が弱い、という私の体質によるものです。(私の女友達で、運動をあまりしていませんが、私より筋肉量が多く、脂肪が少ない友達がいますが、おそらく彼女は「タンパク合成能」が遺伝子的に高いはずです。)

以上の例のように、まずは「自分の体質」を把握してからのほうが「ご自身の食事管理」をしやすいかと思います。それによって、どんな食材を、どんな順番で食べたらいいか、自ずと決まってきます。

例えば、食事内容が 1.ご飯 2. 味噌汁、野菜 3. 肉、魚、揚げ物などの場合、私の食べるべき順番は2→1→3になります。脂肪を分解しにくいので、脂質が多いものは最後に摂ったほうがいいのです。

逆に、糖質を分解しにくい遺伝子タイプの方は2→3→1となります。食べる内容も、私は脂質で太りやすいので、ケーキ、肉の油、アイスクリーム、揚げ物は太りますがフルーツ、ご飯などは比較的太りにくい、となります。そしてタンパク合成がしにくい体質なので赤身の肉、魚、豆類などは余分に摂ったほうがいい、ということになります。

以上、食事に関してはこんな感じで意識してもらえると、食べたいものを食べたいだけ食べてストレスなく体系維持できると思います! ちなみに私は、これ全部はできていません!(笑) というのも、最も重要なのは実はこの「ストレスなく」という部分なんです!

次回は、「ストレス」について書きますね☆

〜医師:黒田 愛美〜