Doctors Me(ドクターズミー)- メタボ、メタボっていうけど、実際よくわからない!メタボリックシンドロームってどういうこと?

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日本でメタボリックシンドローム、という概念が発表されて10年。言葉ではよく聞くけれど、本当の意味はイマイチわからないという人もいるのでは?今回はメタボリックシンドロームについて、医師から詳しく聞いた話をお届けします。

メタボリックシンドロームって、ただの肥満とは違うの?

脂肪には「皮下脂肪」と内臓につく「内臓脂肪」があります。この内臓脂肪がたまることによって、心血管の疾患が引き起こされやすくなった状態をメタボリックシンドロームといいます。

【メタボと診断される3つの疾患】
・脂質代謝異常
・高血圧
・耐糖能異常

高血圧や糖尿病、高脂血症などの疾患が単独もしくは複数あっても、 内臓肥満がなければメタボリックシンドロームとはいいません。 また、メタボリックシンドロームと診断されるには、一定の基準があります。

メタボの基準値(1)必須項目

健康診断などで測定する腹囲が必須項目です。 細く見せたいお腹周りですが、そこはぐっとこらえて、測定時はお腹を引っ込めずゆるめた状態で測定しましょう!

【診断基準】
・男性の場合 85cm以上
・女性の場合 90cm以上

この腹囲の数値は、男女ともに内臓脂肪面積100平方センチメートルに相当します。 ただし、正確に測定するにはCTを撮影する必要があります。

メタボの基準値(2)追加項目

メタボリックシンドロームの診断基準追加項目があります。

・脂質代謝異常
・高血圧
・耐糖能異常

必須項目の腹囲プラス、この中から2つ以上当てはまるとメタボリックシンドロームと診断されます。各チェック項目の基準値は、次の通りです

【脂質代謝異常】
トリグリセリド(中性脂肪)が150mg/dl以上、またはHDLコレステロールが40mg/dl以上

【高血圧】
収縮期血圧1が30mmHg以上、または拡張期血圧が85mmHg以上

【耐糖能異常】
空腹時血糖110mg/dl以上

メタボと診断されたら……何から始めればいいの?

メタボリックシンドロームは内臓肥満。ですから、対策は減量です。もしも健康診断でメタボリックシンドロームを指摘されたら、 その日からダイエットにチャレンジしてみましょう。健康診断をきっかけに食事を気をつけるようになった、というアクションがあれば克服できるでしょう。

【医師からのアドバイス】

・間食をしない
・夜食は食べない
・ドリンクは無糖のものを選ぶ
・食品のカロリーを把握する
…など、どれか一つから始めることがダイエットにつながっていきます。 栄養指導を利用するのも良いと思います。

(監修:Doctors Me 医師)