川島なお美さんが遺した、大人女性へのエール「女はみんな女優よ!」
 9月24日、肝内胆管がんで亡くなった川島なお美さん(54歳)。女子大生ブーム、ヘアヌードブーム、ワインブームなどの中心にいて、時にはバッシングされながらも芸能界を生き抜き、「川島なお美」を演じきった姿はあっぱれでした。

 著書『熟婚のすすめ』(2009年6月、扶桑社)の担当編集者によると、

「今年の3月後半に、川島さんと一緒にゴルフをしました。その時は走ったりもしていて、スコアも100ぐらいで上出来。とても元気な様子でした」

 この『熟婚のすすめ』は、48歳で有名パティシエの鎧塚俊彦さんと結婚した当時、大人の女性に向けて“女の手の内”をすべて明かした本です。

「芸能人の本は口述もありますが、川島さんはすべて自分で書かれたんです。本当に真面目で、仕事がめちゃくちゃできる人、という印象です。それに、裏表がなくて、何も隠さないんです。芸能マスコミで悪く書かれることもありましたが、裏表がない証拠だと思いますよ」(担当編集者)

 実際、著書やインタビューを改めて読むと、恋愛遍歴からモテテクまで隠すことなく明かしまくり! その中から、女性が学ぶべき「名言」をいくつかご紹介しましょう。(出典:A『熟婚のすすめ』B『週刊SPA!』2009年6月30日号)

◆女性が学びたい“なお美名言集”

●妻だって女優ですから、「ハダカ」は見せても心は見せない。(B)

「女はみんな女優」が川島さんの持論。「旦那はん」(鎧塚さん)の浮気は心配していないけれど、「もちろん、女だって浮気をさせない努力をしています」「男を飽きさせない工夫をいろいろしてるんです(笑)」。

●ぼんやり待っていたって「アムール」できる体なんて手に入りません。(A)

「『エッチ』なんて軽薄な呼び方はしたくない」と、川島さんはそれを「アムール」と呼びます。30代で一時期セックスが面倒になったそうですが、40代でクラシックバレエやフラメンコを始め、いつでもアムールできる体と心を取り戻したとか。

●ただ若いだけなんて、青くてチョロいことなんですよ。(A)

 大人の女は、若いだけの「コムスメ」に対抗意識なんか持つな、と川島さん。40過ぎても大事に扱われるかどうかは、「『これだけは他人に負けない』と言える何かを持っているか否か」。彼女自身、コムスメ時代にワイン好きをバッシングされたのが悔しくて、名誉ソムリエの資格を取ったことで、どんな場面でも尊重される存在になれたといいます。

●これまでの恋愛セオリーから外れる「例外男」こそ、運命の相手。(B)

 川島さんは、「男のイビキが、生理的に我慢できなかった」。ところが、「旦那はんのイビキだけはなぜか許せてしまった。今では心地よい音楽みたいなもんです」。まさに「例外男」だったわけです。

●強い女の私たちは、これまで通り強いままで生きていきましょう。(A)

 自称「強がり女」の川島さんは、20代と30代のとき、恋人を「弱い女」に取られてしまったそう。ところが40代になって、鎧塚さんの前では「守ってね」と言えた。“強いけど弱みも素直に出せる”のが大人の女だと悟ったそうです。

「オトコを引き止めるために嘘の涙を使ってこなかった分、悲しいときや悔しいとき、素直に彼の胸で泣いたっていいんです。強そうに見える女が、いざというときに流す、安っぽくない本物の涙だけは、価値があるんですから」。

 この言葉どおり、川島さんは最後まで「強い女」でありました。

<TEXT/女子SPA!編集部>