黒いガラスパネルの上にブルーバックの映像が立体的に浮いている。その後ろにあるフィンガーセンサーユニットで指の動きを感知して、立体映像のボタンをタップしたり、画面をスワイプするような操作を可能にしている

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 「ツーリズムEXPOジャパン2015」に出展する大手旅行業者のHISは、11月から東京・渋谷の店舗に設置が予定されている立体ディスプレイ「AI(Aerial Imaging)ディスプレイ」のデモを行っていた。

 同製品はアスカネットの開発による立体映像表示技術をベースにしたディスプレイに、NECのフィンガージェスチャーセンサーを組み合わせることで実現している。特殊な偏光板を持つガラスプレートを透過させて、空中に浮かんでいるような立体映像を表示。フィンガーセンサーが指で画面をタップするような奥行き方向の操作や、左右にスワイプするような横方向の操作を読み取って、立体映像で表示される画面にあたかも触れているようなオペレーションを実現するというものだ。

 HISではこの立体ディスプレイを店舗の接客用ツールとして導入することで、顧客が待機時間に楽しみながら旅情報を検索したり、簡単なゲームで待ち時間を楽しく過ごせるようなサービスとして訴求していく考えだという。接触型のタッチパネルと比べて清掃の必要がないため、顧客用のインターフェースデバイスが常に清潔な状態に保てることもメリットだと、展示の説明を担当するスタッフは話していた。

 このほかにもVRヘッドセット「Oculus Rift」を使った「バーチャル・ハワイ体験」の3D映像デモなどが同社ブースの体験型展示として好評を博していた。



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