先のANAオープンでは今季初となる国内ツアー優勝を飾り、今週末のダイヤモンドカップゴルフで自身初の2週連続優勝を目指す石川遼。24日、大利根カントリークラブで開幕した初日は1アンダーの15位で終え、優勝圏内につけている。

だが、2013年から米PGAツアーに参加するも出場119大会で優勝は0回。約半数となる52大会で予選落ちをするなど、この3年間は苦しい戦いが続いていた。

そんな石川が復調するきっかけとは――。24日、フジテレビ「すぽると!」では「苦悩の3年・・・たどり着いた答え」と題し、石川に行ったインタビューの模様を伝えた。

「(ANAオープンは)自由な気持ちでできたっていうのが、まずそこがすごく気持ちよくて」と切り出した石川は、この3年間を振り返ると「逃げのゴルフというか、守りのゴルフというか。そういうものが自分のゴルフを支配してしまっていた」と苦笑い。

また、攻めのゴルフを展開することで変化が生まれたという石川は「(先週は)ドライバーをほとんどのホールで持ったんですけど、強気に全体的にいけたことがよかった。またこういう形でやっていこうという覚悟はかなりしていた」と言い、強い決意で意識改革に臨んでいたことをうかがわせた。

ダイヤモンドカップ初日は出入りの激しいゴルフとなったが、それも攻めの姿勢の表れか。「自分の本当にやりたいと思ったことをやっていこうと思ってる」という石川は「先週も自分のやりたいこと。やんちゃなプレーをして結果を残せたんですけど、今週はどうなるか分かりませんけど同じことを続けていきたい」と意気込んだ。