The Jon Spencer Blues Explosion

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11月7日から全国で公開される生田斗真の主演映画『グラスホッパー』の挿入歌が発表された。

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同作の挿入歌は、アメリカのロックバンド・The Jon Spencer Blues Explosionが書き下ろした新曲“Don't Wanna Live Like The Dead”。Jack Crispin A.K.A. The Jon Spencer Blues Explosion名義で発表される同曲は、歌詞に作品のキーワードを散りばめたミディアムテンポのロックバラードで、劇中に登場する架空のミュージシャンであるジャック・クリスピンの楽曲として使用される。今回の起用は原作者の伊坂幸太郎がThe Jon Spencer Blues Explosionのファンだったことから実現したとのこと。

The Jon Spencer Blues Explosionは今回のオファーについて「(劇中に登場する)架空のアーティストとして楽曲を提供するという企画オファーを受けたのは、初めての経験だったよ。依頼が来たときは面白い試みだと思ったし、自分にとってとてもチャレンジングな仕事だと思った」とコメント。さらに伝説の歌手として描かれるジャック・クリスピンについては「ジャック・クリスピンを想像するときに参考にしたのは、自分自身にとってのクラシック・ロック・アーティスト、という解釈だね。たとえば、ローリング・ストーンズのような。でもそれ以上に大切にしたのはそのシーンに出てくる蝉と岩西の関係性だ」と明かしている。なお同曲を収めたシングルが、12月18日からLoppiおよびHMVでリリースされる。

2004年に発表された伊坂幸太郎の同名小説をもとにした『グラスホッパー』は、ハロウィンの夜に渋谷のスクランブル交差点で命を落とした恋人の復讐のため、裏組織に潜入した元教師の鈴木、「自殺専門」の殺し屋・鯨、驚異的な身体能力を持つ孤独な殺し屋・蝉の3人の生き様が交錯していく様を描いた作品。キャストには生田、浅野忠信、山田涼介(Hey! Say! JUMP)らが名を連ねている。

■The Jon Spencer Blues Explosionのコメント
蝉と鯨の関係、ライフスタイルはとてもファンタジックだった。逆に鈴木は誰もが共感できるキャラクターだね。
フィルムノワールの典型的な主人公というか、ごく普通の人生を歩んでいた人間がひょんなことから人生を狂わされてしまうわけだからね。蝉は少し若いキャラクターだけどロックンロールで、ロックな部分は少し分かる気がするよ。
一番想像つかなかったのは鯨だ。ブルース・ウィリス的な“超”人間的なものを彼から感じたね。

■伊坂幸太郎のコメント
映画サイドから「ジャック・クリスピンのイメージは?」と聞かれた時、ジョンスペが好きなので名前を挙げたんですが、まさかジョン・スペンサーさん本人が引き受けてくれるとは。
あまりの嬉しさに、それを知った時、大声出しちゃいました。

■瀧本智行監督のコメント
当初は気難しい人ではないかとドキドキしていましたが、ジョン・スペンサーさんは伊坂さんが創作した伝説のミュージシャン、ジャック・クリスピンを演じることを面白がってくれたようです。作品の内容や設定をよく理解し、度重なる細かいリクエストにも丁寧に応じて下さいました。出来上がった楽曲はこちらのイメージ通りのクールな古典的ロックで、細かい拘りが随所に感じられ、尺も映像にピタリと合っていました。実に職人的で完璧な仕事ぶりに驚くと同時に、いたく感激しました。ちなみに曲名の“don't wanna live like the dead”は、原作中のジャック・クリスピンの言葉から取られたものです。