中国がボーイング機300機・4.6兆円分を購入・・・習近平主席訪米で発表
米国の訪問中の中国・習近平国家主席は現地時間24日、米シアトルでボーイング社工場を訪れた。同社職員600人の前で習主席は、ボーイング機300機を購入すると述べた。購入価格は計約380億ドル(約4兆5663億円)とみられている。南方都市報道などが報じた。
300機の内訳は、座席数は120-150程度と比較的小型なボーイング737型機(B737)250機と、大型のワイドボディー機50機という。習主席は、中国は中国が1972年以来、ボーイング機を1500機以上購入しており、2015年についてはB737の販売の約3分の1が中国向けと述べた。
今回の契約については、工銀金融租賃(工銀租賃=工銀リース)と国銀金融租賃(国銀租賃=国銀リース)がB737を計60機購入し、B737の残り190機とワイドボディ機50機は、中国の航空会社が購入する。工銀租賃は中国工商銀行が100出資のリース会社、国銀租賃は中国の国家開発銀行が出資するリース会社。両者とも航空機リースに実績がある。
旅客機300機の購入に合わせて、ボーイング社の海外生産拠点建設について、中国に組み立てラインの一部を設置することが明らかにされた。(編集担当:如月隼人)(イメージ写真提供:CNSPHOTO)
300機の内訳は、座席数は120-150程度と比較的小型なボーイング737型機(B737)250機と、大型のワイドボディー機50機という。習主席は、中国は中国が1972年以来、ボーイング機を1500機以上購入しており、2015年についてはB737の販売の約3分の1が中国向けと述べた。
旅客機300機の購入に合わせて、ボーイング社の海外生産拠点建設について、中国に組み立てラインの一部を設置することが明らかにされた。(編集担当:如月隼人)(イメージ写真提供:CNSPHOTO)