リバプールをカップ戦敗退から救ったアダム・ボグダン【写真:Getty Images】

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 不振に苦しむリバプールは23日、キャピタル・ワン杯でリーグ2(4部相当)のカーライルと対戦して120分を1-1で終え、PK戦の末辛くも勝ち抜けを決めた。

 この試合で加入後初先発を飾ったハンガリー代表GKは「僕のデビュー戦は素晴らしい夜に変わった」と地元紙『リバプール・エコー』に対して語り、喜びを爆発させた。

 PK戦ではリバプールのアダム・ララーナとフィリッペ・コウチーニョが外してしまうも、止めれば勝利が決まるバスティアン・エリーのキックをボグダンがストップして屈辱的な敗戦を逃れた。

 今夏加入した赤毛の守護神は「ボルトンにいたときPKは何度か止めたことがあった。同じことをここでもできて嬉しい」と心境を語り、自身の活躍を心底喜んでいる。

 一方でスタンドからのプレッシャーも感じていたようだ。「多くのチャンスを作りながら決められないのはイライラした。ファンも僕らがゴールに向かう姿を見ていたと思う。僕はファンの苛立ちを感じた。勝ちたかったし、自分たちのスタイルを貫いて勝つために可能なことはすべてやった」とボグダンは難しい心理状態だったことを明かした。

 リーグ戦ではシモン・ミニョレがゴールマウスを守っているため、ボグダンにはなかなか出場機会が回ってこない。それだけに腐らず努力し続けた姿勢が今回の勝利で報われたと言えるだろう。

text by 編集部