これから乾燥が気になる季節になります。スキンケアで十分に保湿をしているのに乾燥肌が気になったり、いつも同じ場所だけが乾燥して困ってしまうことはありませんか? そんな頑固な乾燥肌にも効果がある美肌成分がセラミドです。

保湿の成分の違いをチェックしよう

スキンケア商品には保湿成分が配合されたものがほとんど。どう違うのかわからないけれどなんとなく使っている人も多いかもしれません。保湿成分の違いを知れば、選び方や使い方が変わるかも。保湿の仕方を大きく分けるとこの3つのタイプになります。

水分を吸着するタイプ水分を抱え込むタイプ水分を皮膚の層の間に挟みこむタイプ

ヒアルロン酸やコラーゲンは水分を抱え込むタイプで、肌表面や角質層の中で水分を抱え込むことで保湿します。湿度が低くても保湿できるので、保湿力は真ん中くらい。一方、外気の水分を吸着して保湿するタイプがグリセリンや尿素など。肌の水分を保つ保湿としては一番低いようです。そして保湿力が一番高いのがセラミドで、この成分は角質層の間に水分を挟みこんで保湿してくれるのです。

乾燥肌の原因はだいたいセラミド不足

セラミドは角質層にもとからある成分ですが、肌のバリア機能が壊れるとセラミドが不足して乾燥やかゆみ、炎症を起こします。さらにそれを掻いたり触り過ぎたりすることで、余計に肌のバリア機能が低下し炎症が酷くなるのです。その状態で表面だけの保湿や分子が小さくないと吸収できないヒアルロン酸を塗っても、乾燥は解消されません。角質層にあるセラミドは表面からでも吸収しやすく、保湿をしながら肌のバリア機能を正常に保ってくれることに役立ちます。

セラミドには正しい選び方がある

そんなセラミドですが、実はたくさんの種類があります。外部の刺激からお肌を守るセラミド1からターンオーバーを促進したりシワを浅くするセラミド5まで、大きく5つの種類があるのです。乾燥肌の保湿に重要なのは、お肌を守ってくれるセラミド1、水分バランスを保ってくれるセラミド2、保湿力が高くシワを浅くするセラミド3です。また、動物から抽出した天然セラミド、酵母から生成したヒト型セラミド、米ぬかなどから抽出された植物性セラミドがあります。疑似セラミドと呼ばれる合成セラミドもありますが、大量生産ができるものの効果は薄いとされます。セラミドは塗るタイプとサプリメントなど内側から補うタイプがあります。特にサプリメントは機能性表示食品にものもあります。できれば両方が補って、乾燥知らずの美肌を目指しましょう。


writer:しゃけごはん