“自撮り”の写真写りがグンッとよくなる!案外知らない4つのコツ

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「写真に写った自分の顔がいつもイマイチ」とか 「自撮りがヘタで悲しくなる」など、自分の写真映りの悪さに落ち込むことってない? 仕上がりの悪さのせいで、SNSにアップできなかったなんてことも…。

「キメ顔=ステキな写真と考えないほうがいいかもしれません。例えばあえて、顔の半分をフレームアウトさせると、親しみやすくておもしろい仕上がりになりますよ。SNSにキメ顔しか載せてない女子は、チャレンジしてみるのも楽しいかも!」

そんなアドバイスをくれたのは、写真家の山本まりこさん。さらに、写真にキレイに写るためのポイントを教えてもらった。
◆左右上下、どの角度がかわいく見えるかを研究する

人の顔は左右非対称なことが多いもの。そこで、自分の顔を鏡に映して、上下左右、どこがいいか調べてみて。鏡だとわかりにくい場合はスマホで数枚自撮りをして、判断しよう。自分がいちばんかわいいと思う角度を見つけたら、その角度で写真に写る練習をして。

◆あごをひく

女性は下からあおった写真よりも、少し上から撮られる写真のほうがかわいらしく写るもの。少しあごをひいて、目がぱっちりと映るようにして、上からの角度を自ら作って。

◆レフ版がわりのものを顔の真下に置く

白やベージュのテーブルは、顔を明るく見せてくれるので写真写りがよくなる。白い紙でも代用できるので、自撮りをするときに試してみよう。

◆室内では窓辺で撮影する

自然の光は女性の肌をきれいに見せる効果がある。窓辺に立ち、外の光に向かって逆光の角度から撮るのがおすすめ。

「真上からの強い光は、顔に影を作り、クマやシワが強調されてしまうため、避けた方が無難。また、暗すぎる室内は画質がザラザラになるため、肌が荒れてみえるので要注意です」(同)

また、自撮り棒は、上から撮るとかわいく仕上がるうえ、あごのラインもスッキリするので、こだわりたい人は活用するのもいいかも!

写真写りがよくなれば、写真を撮るのも、SNSにアップするのも楽しくなるはず。試してみて!

(C)山本まりこ

山本まりこ
写真家。カレーとイカが好き。理工学部建築学科卒業後、設計会社に就職。「でもやっぱり写真が好き」とカメラを持ってひとり旅に出発し、そのまま写真家に転身。風通しがいいという意味を持つairy(エアリー)をコンセプトに、空間を意識した写真を撮り続けている。著書は『山本まりこのエアリー旅フォトレシピ』(玄光社)、『まりこ先生が教えるイチバンやさしい写真の教室』(インプレス)ほか多数。